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生まれつき左手がない女性の夢「両手でイタリアンを食べて、父を驚かせたい!」サプライズは成功なるか?

  • 2025.11.27
探偵!ナイトスクープ
ABEMA TIMES

『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が11月21日に放送され、生まれつき左手がない女性が、両手でイタリア料理を食べ、父にサプライズする様子が描かれた。

【映像】生まれつき左手がない女性の“幼少期の写真”(実際の映像)

視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「両手でイタリア料理が食べたい」は、広島県の女性(25)から寄せられた次のような依頼だ。

『突然ですが、私はなんとかして両手を使ってイタリア料理が食べたいです。私は生まれた時から身体障害者で、左腕はありますが、その先の左手がありません。手を使う動作は全て右手で行います。大好きなイタリア料理を食べる時も、ナイフとフォークを同時に持てないので、右手でナイフを使った後にナイフとフォークをその都度入れ替えて食事をしています。普段は左手がないことを全く負い目に感じないのですが、ナイフとフォークを使って食事している人を見ると、あの左右の手の所作がとても上品に見え、羨ましくてたまりません。そこで、なんとかして両手でイタリア料理を食べることができるようにさせてください。さらに、左手のない私に「自分の手をあげたい」とまで言ってくれた父に、両手を使って食事をするところを見せて驚かせたいです。探偵さん、どうかご協力していただけないでしょうか』

さっそく、真栄田賢探偵が依頼者の元へ。依頼者は、左手に障がいがあることを「普通に生きてはいけるので、悲しんだり恨んだりとかはない。いいこともいっぱいあって、ネイルが半額になる」と笑顔で語った。

両親に話を聞くと、父親は若い頃ヤンチャだったようで、駆け落ち結婚したという。左手に障がいを持つ娘が生まれた時、父親は「こいつを幸せにしちゃろうと誓った。いまだに思い出す。手はなかったけど、幸せを持ってきてくれた」と涙を浮かべながら語った。

そこで、真栄田探偵は発明家のカズヤシバタさんに協力を依頼。依頼者の希望を叶えるために、カズヤシバタさんは「フォーク着脱可能アームバンド」を完成させた。この器具は、支柱をバンドの間に通すことで強度を持たせ、フォークを固定する仕組みになっている。

依頼者は完成した器具を装着し、試しにナイフとフォークを使うと「切れます。すごい嬉しい」と感動する。そして、父親をイタリアンレストランへ誘った。食事中、娘が自分で器具を使って肉を切り、食べ始めるというサプライズを実行。

父親は、娘が一人で肉を切って食べている姿を見ると、涙を流し、「幸せもらったのはわしらの方じゃった」と感謝を伝えた。最後に、依頼者は自分で切った肉を両親にアーンして食べさせた。

このVTRをスタジオで見届けた特命局長の和田アキ子は、「生まれてくる子に幸せをもらったって言える父親。本当その通り」と涙を流した。その姿に真栄田探偵は「鬼の目にも涙…」とコメントした。

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