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『ほっかほっか亭』のロゴ…50年前にデザインしたのは誰?“衝撃の真相”が明らかに

  • 2025.11.27
探偵!ナイトスクープ
ABEMA TIMES

『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が11月21日に放送され、SNSでバズった『ほっかほっか亭』のロゴのデザイナーが明らかとなった。

【映像】『ほっかほっか亭』ロゴをデザインした正体(実際の映像)

視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「ほっかほっか亭のロゴを書いたのは誰?」は、大阪府在住の「ほっかほっか亭」総本部の男性(60)から寄せられた次のような依頼だ。

『2026年、ほっかほっか亭は第1号店の創業以来50周年を迎えます。それにあたって、「ほっかほっか亭」というお店のロゴに使っている書体を50数年前にデザインした方を探しています。創業メンバーの社長によると、「当時のアルバイト学生が書いたオリジナルフォントである」ということは分かっているのですが、いかんせん手がかりが少なく...。デザインした方を見つけて、改めてお礼をしたい...という内容を弊社のXアカウントで投稿したところ、おかげさまでたくさんの方に拡散していただき、“17万いいね”を超える大バズリとなりました。多くの優しい方たちからも情報提供があり、ナイトスクープを頼るまでもなく解決するかと思われたのですが、今度は逆に私の母がデザインしました、私の元夫がデザインしましたといった真偽不明のメッセージが大量に届いてしまったのです。ただ、情報が錯綜しており、社内はもうお手上げ状態です。真実を見つけ出して、本当にデザインをした方にお礼をさせてください』

この依頼を受け、桂二葉探偵が調査を開始。依頼者は、ロゴを書いた人に改めてお礼を伝え、「できれば『のりべん』という文字でもう1筆書いていただきたい』と考えている。

社長の情報によれば、ロゴは「当時のアルバイト学生が書いた」とされていたが、桂探偵が第1号店のアルバイトだった女性に話を聞くと、「聞いたことないですね。若い子はいませんでしたけど」と証言し、情報が錯綜した。

そこで、依頼者側の公式Xアカウントに寄せられた情報の中から、3人の有力な情報提供者にあたってみることになった。

1人目の情報は、「母親がほっかほっか亭のロゴを担当した」と聞かされていたというものだったが、探偵は当時の年齢(当時20歳ぐらい)と50年前という期間が合致しない可能性があると指摘した。

2人目の情報は、「父親の知り合いの蕎麦屋の店主の大西さんがロゴを書いたと幼い頃から聞いていた」というものだった。桂探偵は「蕎麦屋さんの大将が字を書くっていうのもおかしな話じゃないですか。なんか勝手に言うてはるだけ」と疑念を抱いた。

3人目の情報は、「別れた夫が、自宅で『ほっかほっか亭』のロゴを書いているのを横で見ていた」というものだった。その夫は、兄が経営するデザイン会社に勤務しており、その会社が弁当屋の仕事を請け負ったのが最初の仕事だったという。この情報が最も説得力があると思われたため、桂探偵は話を聞きに行った。

デザイン会社の社長は、「ロゴのコンセプトは私どもでやりました」と証言し、デザイン自体は別れた夫がいくつか書いたと説明した。そこで、当時の創業メンバーである社長に電話をかけて聞いてみると、この事実が正しいことが判明した。

そんな中、当初疑われていた蕎麦屋の店主である大西さんが、長野から現場に到着した。大西さんは、「ロゴを書いたのは自分であり、湯気をイメージして書いた」と強く主張した。

調査が混乱し、桂探偵が再び本部に電話で確認したところ、約50年前の真実が明らかとなった。ロゴを書いた人物は、実は2人いたのだ。

本部の男性によると、1号店のロゴをお願いしたのが大西さんであり、その後、フランチャイズ展開するにあたって、ロゴをブラッシュアップしたものをデザイン会社にお願いしたのだという。大西さんの書体よりも、ブラッシュアップされた書体の方が少し太くなっているという違いがあった。

桂探偵は、大西さんの情報を疑っていたことを謝罪。最後は大西さんとデザイン会社の社長と共同作業で「のりべん」を書き上げた。

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