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【府中】歴史の多い街でお散歩「源義家公像とけやき並木」

  • 2025.11.27

こんにちは!

リビング多摩Web地域特派員のKoharu(こはる)です。

多摩地区の府中は歴史的なものがたくさんあり、お散歩にも最適です。今回は私の大好きな歴史がたくさん学べる「源義家公像とけやき並木」をご紹介します。

府中駅から歩いて3分、源義家公像とけやき並木

源義家公の像があるのは京王線府中駅から200m、歩いて3分のところ。けやき並木通りの南端に近い場所にあります。

源義家とはどんな人物かというと、平安時代の武将で、あの鎌倉幕府を開いた源頼朝の祖先、そして室町幕府を開いた足利尊氏の祖先とも言われています。

出典:リビング多摩Web

けやき並木通りには、車道の両脇に立派なけやきの木が立ち並んでいます。木漏れ日から入ってくる光はとても綺麗で、行き交う方達の憩いの場ともなっているようです。

出典:リビング多摩Web

このけやき並木はマイナスイオンが感じられる素敵な場所ですが、南側のつきあたりには大國魂神社があり、一層厳かな空気に包まれとても気持ちのいい場所です。

出典:リビング多摩Web

府中のシンボルけやき並木

このけやき並木の歴史は古く、遡ること約1000年前の平安時代。源頼家とその父頼義が戦に向かう途中に大國魂神社に必勝祈願をし、見事に勝利したことからそのお礼にけやきの苗木を1000本寄進したのが始まりと言われています。

その後、徳川家康も関ヶ原の戦いなどで必勝祈願し、その戦いに勝ったことを喜び、けやきの苗木や馬場を寄進したと言われています。

出典:リビング多摩Web

けやき並木通りの一角に「大國魂神社と馬場大門欅並木」についての解説があるので詳しく知りたい方は必見です。

樹齢270年のけやきの切り株保存

大國魂神社の境内にあるふるさと府中歴史館には、このけやき並木の歴史が書かれたパネルがあります。けやき並木と馬場大門について詳しく書かれているのでとても興味深く読ませていただきました〜。

出典:リビング多摩Web

そのパネルによると、徳川家康が関ヶ原の戦い(1600年)や大坂の陣(1614,1615年)で府中の馬市で手に入れた馬によって勝つ事が出来たとのこと。そのお礼として大國魂神社の参道に馬場を設け、けやきの苗を寄進して補植したとのことです。

出典:リビング多摩Web

ふるさと府中歴史館には樹齢270年のけやきの切り株の標本が飾られています。これは馬場大門のけやき並木にあった大きなけやきの古木が枯死した時のものだそうです。

平安時代の源義家、そして江戸時代の徳川家康が寄進したけやきの苗を今でも府中の方々が大切に保護し、歴史を守るとともに人々に安らぎと憩いを与えているかと思うと素敵ですね〜。

ご興味ある方は是非お天気の良い日にお散歩がてらいかがでしょうか?ふるさと府中歴史館は令和8年(2026年)に展示機能が移転する予定です。休館日は基本的に月曜日、月曜日が祝日の場合はその翌日ですが、開いているかどうかをご確認してから行かれてくださいね。

源義家公像とけやき並木 住所:東京都府中市宮町1丁目 大国魂神社前 アクセス: 京王線 府中駅南口から徒歩5分 JR南武線・武蔵野線 府中本町駅から徒歩5分 URL:https://www.ookunitamajinja.or.jp/meguri/keyaki.php

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