1. トップ
  2. 「ない!絶対にナイ!」倹約家の彼が提案してきた、ちょっと変わった披露宴会場とは?【作者に話を聞いた】

「ない!絶対にナイ!」倹約家の彼が提案してきた、ちょっと変わった披露宴会場とは?【作者に話を聞いた】

  • 2025.11.26

婚活中にマッチングアプリで年下男子・こうきと出会ったアイコ。見た目も悪くないし、大手IT企業勤めだし、いいかも!?と思っていたら…一緒に行った食事でまさかの「1円単位のワリカン」をしてきた!!衝撃の“ワリカン男”と、おごられて当たり前な“昭和女”は一見わかりあえないと思いきや、互いに少しずつ理解をし、付き合い始める。そこから、とんとん拍子に同棲、さらに結婚の話まで出てきたものの、今度は披露宴に対する価値観の違いなどが浮き彫りになり…。

古い価値観を引きずっているアラサー婚活女子が、合理主義な理系男子との恋を通じて価値観をアップデートしていくラブコメ作品「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」。10巻が発売されたばかりの同作について、作者のコニシ ナツコさんに制作秘話などを聞いた。

彼が提案してくれた披露宴会場はまさかの…!?
彼が提案してくれた披露宴会場はまさかの…!?
同期の山下の披露宴会場が一流ホテルだと知り、アイコも披露宴に夢を持つが…
同期の山下の披露宴会場が一流ホテルだと知り、アイコも披露宴に夢を持つが…
費用面をシビアに計算しているこうきからは、思わぬ披露宴会場を提案され…
費用面をシビアに計算しているこうきからは、思わぬ披露宴会場を提案され…

作者のコニシ ナツコさんインタビュー

「『女はおごられて当然』と思ってる昭和引きずり女が、婚活した話」の作者で、自身も婚活を経て結婚されたという、コニシ ナツコさんに話を聞いた。

――10巻発売、おめでとうございます!10巻の見どころについて教えてください。

ありがとうございます!ついにこうきとの結婚が決まったアイコですが、10巻では「結婚式のグレード問題」や「妊活問題」が勃発します。もうすぐ36歳になるアイコにとって、特に「妊活」は重要な問題になっていきます。新たな悩みに直面するアイコがどのように行動していくのか、お楽しみいただければと思います。

――まさに「結婚式のグレード」という部分で、こうきが提案してきた披露宴会場が「カラオケ店のパーティー会場」で。結婚式や披露宴だけでなく先の結婚生活のお金についても考えている現実派のこうきらしいな、と思いました(笑)。ちなみに、コニシさんが結婚相手から、一般的にはあまり披露宴をしないようなところを会場として提案されたらどうしますか?

普通に「それはない!」と言っていたかなと思います(笑)。相手のキャラクターや関係性にもよると思いますが…結婚の段階でそれを言えない仲だと、今後なかなか厳しいのでは…と思ってしまいます。

――コニシさんも結婚式や披露宴をされたということですが、会場や内容等を決めるにあたり、旦那様といろいろと話し合われましたか?

年齢的にも早く挙げてしまいたかったので、会場自体はすぐに決めました。日程が決まってしまうと、次から次へとタスクがあり締め切りがあるので、あまり悩んでいる暇はなかったですが、式場側からどんどんオプションを提案されるので、どこで線引きするかを決め、強い心を持ってお断りするのが大事だったなと思います。これから挙げる方は予算をしっかり決めて臨むといいかなと思います。

会場を一軒見学するだけでも半日使うので、何軒も見にいく人は大変だなあと思います。1軒目で気にいる場所を見つけられてラッキーでした。

「こんな男絶対嫌!」と思っていたアイコが、固定観念を覆してくる年下の彼の言動に惹かれ、価値観が変わっていくさまから目が離せなくなる本作。婚活や結婚の参考になる描写も多いので、結婚を考えている人もぜひ読んでみて!

取材協力:コニシ ナツコ(@natsukoni81)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる