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“AI時代の東京”がテーマのオレンジワインが登場、「東京ヌーボー2025」に込めた想いとは?

  • 2025.11.26

株式会社Fam Lab.は“AI時代の東京”をテーマにしたオレンジワイン「東京ヌーボー2025」を、2025年11月11日(いい出会いの日)に発売した。

2025年11月11日発売のオレンジワイン「東京ヌーボー2025」
2025年11月11日発売のオレンジワイン「東京ヌーボー2025」

商品情報

使用しているブドウは山形県産デラウェア100%。自然酵母で発酵し、無濾過・酸化防止剤を使用せずに仕上げている。グレープフルーツや洋梨、白桃、エルダーフラワーを思わせる香りが特徴で、さわやかな酸味とやわらかな果実味、そしてドライな余韻が心地よく調和する。“東京らしいスマートなバランス”を体現した1本だ。醸造は門前仲町にある深川ワイナリーが担当し、近隣の赤札堂屋上で育てたブドウも一部使用されている。

自然酵母で醸し、酸化防止剤を加えずに瓶詰め。東京らしいスマートな感性を感じさせるオレンジワイン
自然酵母で醸し、酸化防止剤を加えずに瓶詰め。東京らしいスマートな感性を感じさせるオレンジワイン

誕生の背景

「東京ヌーボー」は、コロナ禍の終息後である2023年に「飲食店をもう一度元気に」という想いから生まれたシリーズ。毎年“いまの東京の空気”をテーマに制作されており、今回の第3弾では「この街には、愛よりAIが多い。」をテーマに掲げている。AI技術が生活の隅々まで浸透した現代の東京を象徴的に描き、便利さの裏で薄れがちな人のつながりを、ワインを通じて再発見してほしいという願いが込められている。

AIが進化しても、人が交わる瞬間こそが街の本質
AIが進化しても、人が交わる瞬間こそが街の本質

エチケット(ラベル)デザイン

「デジタルとアナログの融合」をテーマに、プログラミングコードのようなパターンに水彩のタッチを重ねたデザインを採用。アナログのイラストはイラストレーターの島田つか沙さんが手掛けた。テーマ設定からコピー、ビジュアル構成、SNS展開までChatGPTを活用し、AIと人間の共創によって制作された点もユニークだ。

【写真】ラベルイラストはイラストレーター・島田つか沙さんによる描き下ろし。プログラミングコードを思わせる模様に水彩の柔らかな色彩を重ね、AIと人間の共存を象徴的に表現している
【写真】ラベルイラストはイラストレーター・島田つか沙さんによる描き下ろし。プログラミングコードを思わせる模様に水彩の柔らかな色彩を重ね、AIと人間の共存を象徴的に表現している

商品概要

商品名:東京ヌーボー2025(Delaware Orange Nouveau 2025)

品目:果実酒

原材料:ブドウ(山形県産)

アルコール分:11%

内容量:750ミリリットル

製造者:株式会社スイミージャパン(深川ワイナリー東京醸造)

販売者:株式会社Fam Lab.(東京都渋谷区神宮前6-23-4-2階)

発売日:2025年11月11日

今回の商品について、担当者に話を聞いてみた。

ーー「東京ヌーボー2025」発売の狙いは?

フランスのボジョレーヌーボーが流行っていますが、東京でもヌーボーワインを楽しむ文化をつくりたいと考えています。将来的に日本のお酒のヌーボーを祝うイベントにしていきたいです。

ーー今回の「東京ヌーボー2025」の目玉は?

2025年の社会状況(特に東京)を意識してデザインされているところが特徴です。デジタルとアナログの融合を表現しています。

ーーアイデアはどのようにして生まれた?

毎回その1年の東京を表すものは何かを考えることが苦労しています。今年は、キャンセル界隈・万博・関税などさまざまなアイデアがありましたが、AIが身近になっていることにフォーカスしました。

ーーユーザーへのメッセージは?

リアルな人と話すより、AIに相談する時間が多くなってきているこの時代ですが、ワインを飲むひとときだけはリアルな人と人が交流する大切な時間。人の温かみも忘れないでほしいと思います。このワインが人とのつながりを感じるツールになると大変うれしいです。

AIが日常になるほど、リアルの時間は贅沢になる。「東京ヌーボー2025」は、そんなひとときを静かに照らす。本ワインを片手に、会話という原点を思い出してみてはいかがだろうか。

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※20歳未満の者の飲酒は法律で禁じられています。

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