50代で会社を“脱落”し、行き着く先は“チキン店”…？ 韓国・超格差社会の“過酷な給与明細”と知られざる“末路”

テレビ東京『世界の給与明細』では、世界中でひたすら「給料いくら？」と直撃取材！さらに、日本人の給料はなぜ上がらないのか…その真相を調査します。

Amazon社員の給与明細を大公開

まずは、世界的IT企業・Amazonでマーケティングやセールスを担当する女性社員にインタビューしました。数年のキャリアながら、年収は「約2300万円」と明かされ、みなみかわさんは「うわ〜めっちゃすごいやん」と驚きの声を上げました。

特に高収入の職種なのが、AIやアプリ、ソフトウェア開発を担うITエンジニアなのだそう。スタッフが、ニューヨークのAmazonでエンジニアとして3年働くピーターさん（28歳）の自宅を訪問しました。一見シンプルな部屋に見えましたが、家賃を聞くと「月に約50万円」との回答。スタジオからは驚きのリアクションが上がり、藤本美貴さんも「それを払えるんだ、28歳で！」とコメント。

ニューヨーク・マンハッタンの1LDK平均家賃は約85万円で、港区の約29万円に比べておよそ3倍。そんな中、ピーターさんの年収は基本給だけで約2600万円。さらにボーナスとしてAmazonの自社株を370株受け取っており、取材時点では約1400万円相当の価値がありました。合計すると年収は約4000万円に…！

この制度に平子さんは「自社株を持つことで仕事への意欲が高まる」とコメントしました。一方で、元日本経済新聞記者の後藤達也さんは、「AIで代替できるエンジニアの仕事も増えてきている」「解雇しているニュースも増えている」「AI関連でも弱肉強食の構図はより強まってきている」と語り、厳しい競争社会の実態にも触れました。

韓国の高収入を得られる職業は！？

美容大国の韓国ではソウルの「美容整形通り」で給料を調査。フェイスラインの美容整形医、イ院長が月収約300万円、美容皮膚科のパク院長が月300〜400万円ほどと回答。

さらに、K-POPアイドルも担当するイメージコンサルタントのハン先生にも聞き込み。お客さんの顔を客観的に評価し、整形手術や皮膚科治療などの改善方法を提案する仕事で、年収は約4000〜5000万円だといいます。

一方で、韓国では40～50代で会社員を脱落しチキン店を開業する人が多く、国内には約4万軒も存在するそう。チキン店オーナーのヤンさんは月収約100万円で、3年前までいた大企業の給料を上回っているといいます。調理実習や店舗経営などのノウハウを学ぶ『チキン大学』もあり、スタジオも驚きのリアクションを見せました。

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世界の給与明細
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［配信日時］2025年12月14日（日）
［番組URL］https://tver.jp/episodes/ep4uyw58us