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不運に見えて実は「強運」だった…?「今日の運勢2位」なのにアンラッキーの連続…女子高生を襲った“小さな不幸”が命を救った理由【作者に聞く】

  • 2025.11.25

「今日2番目にラッキーなのはおひつじ座のアナタ!」。朝の占いをなんとなく信じた女子高生は、ラッキーアイテムを持って出かけたのにむしろアンラッキーの連続。けれど、占いは大ハズレなどではなく――。

創作漫画『おひつじ座のJKはそこそこラッキーな話』は、漫画家のさく兵衛さん(@sakubetaro)がWEB上で公開した短編作品だ。

「これで2位…」小さな不幸の連続の裏側

さく兵衛(@sakubetaro)
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登校前に観ていたテレビ番組の占いコーナーで2番目にラッキーと言われたおひつじ座の女子高生は、ラッキーアイテムの「21時にアラームをセットした目覚まし時計」を不思議に思いながらも用意し、学校へと向かう。

しかし、課題のプリントを忘れ、遅刻を叱られ、罰として放課後の雑用を科せられるなど、その日はむしろ小さな不幸の連続だった。

だが、作品の後半で彼女の一日が別の視点(SideB)から描かれ、忘れ物のおかげで自転車事故を回避したりと、アンラッキーに見える高校生がいかに「ラッキー」だったかが明かされる構成となっている。読者からは「SideB読んでゾッとした」「これで2位…」「そこそこどころか、かなりラッキー」と、真相に驚く声が寄せられた。

「酷い目にあってたかも」という空想が着想源

アイデアのきっかけについてさく兵衛さんに聞くと、「よく自分は選択した人生を後悔しないように、なにか重大な決断をしたあと『いまのこの行動は最善の選択だった』『もしほかの方法を選んでいたら実は酷い目にあってたかも』というような空想をすることがあって、そういうマインドから今回の作品が生まれたのかなと思います」と答えた。

また、構成上の工夫については、「“よくわからない占いが実は本人の知らないうちに当たっていた”というあらすじだけ思いついたので、『では本人が気づかないような幸運とは?』ということをひたすら考えていました。ほどほどな幸運というのが意外と難しかったです(笑)」と笑顔で話した。

取材協力:さく兵衛(@sakubetaro)

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