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「パパの洗濯物を一緒に入れないで」ツンケンしている娘が実はパパ思い!パパ目線で描く父娘の日常が胸アツ【作者に聞く】

  • 2025.11.24
父と娘の日常。 画像提供:こばやし たけし(@attake_)
父と娘の日常。 画像提供:こばやし たけし(@attake_)

「パパの洗濯物をさ、勝手に洗濯機に入れないでって、私言ったよね?」高校生の娘は不機嫌そうに言う。「一緒に洗濯するのは嫌な年頃か…」父は、とうとうそんな日が来たかとショックを受けた。しかし、ツンツンしている娘は実はパパが大好きで――?娘の返しにデレる読者が続出する、こばやしたけし(@attake_)さんの「父と娘の日常。」を紹介するとともに、創作の経緯や今後の展開について話を聞いた。

思春期のパパに対する厳しさと、実はパパが大好きな娘のギャップを描く

【漫画】「父と娘の日常。」を読む 画像提供:こばやし たけし(@attake_)
【漫画】「父と娘の日常。」を読む 画像提供:こばやし たけし(@attake_)
「父と娘の日常。」01-2 画像提供:こばやし たけし(@attake_)
「父と娘の日常。」01-2 画像提供:こばやし たけし(@attake_)
「父と娘の日常。」02-1 画像提供:こばやし たけし(@attake_)
「父と娘の日常。」02-1 画像提供:こばやし たけし(@attake_)

本作「父と娘の日常。」を描き始めたきっかけについて、作者のこばやしたけしさんは「高校生くらいの年代の娘のイメージって父親に対して必要以上に厳しいというか、それこそ嫌うとまでいかなくてもなんか急に距離感がめちゃくちゃでますよね。世間一般のイメージの『父と娘の微妙な関係』を逆手に取る感じで、『一見厳しいことやドキッとする発言を言う娘なんだけど、実はパパのことを思っているからこそ』というギャップを描いたらおもしろいんじゃないかな?と思って試しに描いたのがきっかけです」と話す。

本作では、父と娘の日常の何気ないやりとりが描かれているが、父はほぼ作中には登場しない。こばやしさんは、その理由を「深い意味はないのですが、あえて理由を述べるとしたら『読者視点』ですかね。簡素ではありますが、こうすることで擬似的にこの娘さんの父親の気分を味わってもらえるのではないかと」と打ち明ける。

娘の、父に対する愛あるツンツン具合が絶妙な本作。本作について、こばやしさんが見てほしいポイントを聞いてみると「こだわっている点というところでは、表面的・直接的に父娘をベッタリとさせないことですね。『何気ない会話だけ』で父娘がお互いを思い合う関係を描くようにしております。見てほしいテーマは、そんな何気ない日常の会話から垣間見える親子の絆といいますか、根底にある『家族の信頼関係』ですね」と返事が返ってきた。一見厳しいことを言うが、いつもパパを気遣う優しい娘のギャップを楽しんでほしい。

取材協力:こばやしたけし(@attake_)

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