1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「出戻りの罪悪感」41歳男性、年収250万円、実家暮らし。親に「甘えてしまっている」と感じるワケ

「出戻りの罪悪感」41歳男性、年収250万円、実家暮らし。親に「甘えてしまっている」と感じるワケ

  • 2025.11.24
長崎県長崎市在住・41歳男性が実家暮らしを選ぶ理由とは? All About ニュース編集部が実施した「実家暮らし」に関する調査から、現在実家暮らしをしている人の生活費や将来の計画などを紹介します。
長崎県長崎市在住・41歳男性が実家暮らしを選ぶ理由とは? All About ニュース編集部が実施した「実家暮らし」に関する調査から、現在実家暮らしをしている人の生活費や将来の計画などを紹介します。

「実家暮らし」を選ぶ人たちの背景とは。例えば、お金のことだったり、家族のサポートが必要だったり、そもそも1人で住む必要がないと感じていたりと、それぞれ事情はさまざまです。

All About ニュース編集部は、2025年11月20日、現在実家暮らしをしている人を対象にアンケート調査を実施。毎月の生活費や貯金額、実家暮らしをしている理由などを聞きました。

今回は、長崎県長崎市在住・41歳男性のエピソードを紹介します。

回答者のプロフィール&実家の状況

回答者本人:41歳男性
職業:会社員(士業事務所勤務/事務系)
在住:長崎県長崎市
家族構成:両親、自分(計3人)
世帯年収:父250万円、母100万円、自分250万円
実家の間取り:4K

毎月の生活費や貯金額は?

実家に入れている生活費:2万5000円
交際費:特に決まった額はなし
毎月のお小遣い:5万円未満
毎月の貯金額:3万円程度を目安
貯金総額:70万円弱程度(急な出費はここから出すので、変動はあります)

総務省統計局が発表した「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、35〜59歳男性の1カ月の平均消費支出は18万7902円です。そのうち、住居費の平均は2万6605円ですが、家賃などは地域や条件によって差が出てくるので、住居費を除いた16万円程度が回答者の属性に近い平均生活費ということになります。

実家を出るかどうかについては「今のところ予定なし」と話し、将来的な恋愛や結婚願望については「あります」と回答しました。

離婚、退職を機に実家暮らし。“出戻り”に罪悪感も?

実家暮らしを選んでいる理由については「離婚、前職の退職後に実家への出戻りをし、そこからそのまま住んでいます」と、経緯を告白。

「毎月いくばくかの決まった額を生活費として家(親)に納めることで、どこかで感じてしまっている『出戻りの罪悪感』を薄めている感覚でいます」と話してくれました。

「金銭面においてもだいぶ甘えてしまっている」

自身の両親と実家で同居している回答者。

実家暮らしで苦労していることは、「自分が育った実家とはいえ、やはり気まずさや申し訳のなさは感じています」と、両親への思いを吐露。

「自室はあるものの、完全にプライベートな空間・時間が担保されるかというと、そうでもない部分もあるので、気を遣うべき場面が発生してしまうのは不便な点であり、住まわせてもらっている身分とはいえ、そこに関しては苦労していることかもしれません」と続けました。

お金に関する悩みについては「金銭面においてもだいぶ甘えてしまっている部分があるので、そこはすぐにでもクリアにしていきたいと思っています」とのこと。

家庭という最も身近な場所だからこそ、居心地のよさと窮屈さの両方が共存しているように感じられます。そんな複雑な思いを受け止めながら、一歩ずつ自分らしい生活を模索しているようでした。

※回答者のコメントは原文ママです

文:All About ニュース編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる