1. トップ
  2. 普通にしているのに「にらみつけてる」誤解される「眼瞼下垂」について現役の形成外科医が描く医療漫画【著者に聞く】

普通にしているのに「にらみつけてる」誤解される「眼瞼下垂」について現役の形成外科医が描く医療漫画【著者に聞く】

  • 2025.11.24
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)

普通にしてても「怖い」「にらみつけてる」と言われることがある。それは眼瞼下垂(がんけんかすい)かも?眼瞼下垂とは、筋肉や神経の問題によって瞼が完全に開いていない状態。頭痛や肩こり、目の痛みなどのトラブルが起きることもある。今回は、現役の形成外科医の中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)さんが「マイナー外科である形成外科をもっとみんなに知ってもらいたい」と、形成外科の視点から描く医療漫画を紹介するとともに、漫画を描くことになったきっかけやシリーズ全体の話を聞いた。

形成外科の存在と、形成外科で治せる病気について知ってもらいたい

目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話03 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話03 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話04 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)
目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話04 画像提供:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)

本作「目が重たくてツラい病気『眼瞼下垂』を治したら、色々ラクになったお話」の作者、中村まさるさんは現役の形成外科医。漫画を描き始めたのは学生時代で、その頃は医学にあまり興味が持てず、思いつきで漫画を描き出したそうだ。医学生のエッセイ漫画を書いて持ち込みをしたこともあったが、その後、医学方面への興味が復活して形成外科医になり、現在は「形成外科をもっと広く知ってもらいたい」という気持ちから「形成外科紹介漫画」を描いているという。

このような漫画を描き始めたきっかけについて伺うと、「自分自身、医者になる直前まで『形成外科とは?』『どんな病気を治せる?』ということを知らなかったので、こういったことがより広まれば治療機会を拡大できるのではないかと思ったんです。一般の方々に、そして医療者の間でも形成外科についてあまり知られていないので、形成外科の存在を、そして形成外科で治せる病気について知ってもらいたいです!」との思いを明かしてくれた。

医療情報であるため、間違いがないように気をつけているという中村さん。「漫画である以上、話の展開のために大仰に演出することはしばしばありますが、そのために情報の正確さが歪まないように気をつけています。あとは疾患の紹介もしていく以上、罹患患者さんが読んで不快にならないように気をつけていきたいです」との信頼感ある言葉は、現役医師ならではだ。

本シリーズではほかにも、ほくろ、デベソ、巻き爪、わきがなどのさまざまな症例についての漫画が、確かな知識に基づいて描かれている。気になる症状がある人は、参考にしてみてはいかがだろう。

取材協力:中村まさる(@MI_PRAS_Masaru)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる