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「本当に生きているかのように感じられること」主演声優陣が語るTVアニメ『ゴールデンカムイ』の魅力

  • 2025.11.23
【写真・画像】「本当に生きているかのように感じられること」主演声優陣が語るTVアニメ『ゴールデンカムイ』の魅力 1枚目
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劇場先行版『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】および【後編】が現在劇場公開中だ。本作は2018年放送のTVアニメ第一期から続くシリーズの最終章の序章で構成されており、最終章は2026年1月から放送される。

【映像】金塊の噂を知る杉元…『ゴールデンカムイ』1話

「週刊ヤングジャンプ」にて連載された原作漫画『ゴールデンカムイ』(著・野田サトル)は、全31巻でシリーズ累計3000万部を突破する大人気作で、TVアニメのほか実写映画やドラマにもなるなど、幅広いメディアミックス展開を見せている。

劇場先行版『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】および【後編】では、物語のラストに向けたクライマックスが描かれていくが、杉元佐一を演じる小林親弘とアシㇼパ役の白石晴香、白石由竹役・伊藤健太郎のインタビューにて、改めて『ゴールデンカムイ』という作品の持つ魅力についてそれぞれに話を伺った。

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金塊探しの旅を通じて、さまざまな個性的な登場人物が入り乱れるように登場する本作。小林は「やっぱりいちばんの魅力は、本当にこの人たちが生きているかのように感じられること、(それを生み出す)緻密な取材と野田先生の持つ創造性でしょうか。ファンタジーではあるけれど、チタタㇷ゚に代表されるアイヌ文化とのつながりとか、どこか現実にありそうなリアリティがあって、今に繋がっているというところが魅力だと思います」と述べる。

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白石も「やっぱりアシㇼパさんを演じさせていただいている私としても、アイヌ文化というものがひとつ大きなポイントだと思います」と続く。

「すべてのものにカムイが宿っていて、どういう想いでひとつひとつの意味を捉えていくかによっても、『ゴールデンカムイ』という作品の展開や感じ方、捉え方が変わってくると思うのですが、それを教えてもらった作品でもありますね」と語る。

さらに「それくらい歴史や文化について知ることもできる作品ですし、小林さんのおっしゃる通り、登場人物の人物像がはっきりと濃いものがあって。バックボーンの描き方も深くて、それ故に哀しい人たちのお話だなって感じる時もありますね」という発言には、小林も同意を示す。

白石は「その分、誰かが誰かに感情移入できる部分もあるんじゃないかなと思いますし、引き込む力がある作品だと思います。最初のころは私たちもごった煮であることが魅力と謳ってきたのですが、後半になればなるほど、それぞれの過去が大事になってきますので、歴史的な流れも描きつつ、登場人物への感情移入もしやすくしてくれている野田先生のストーリー展開は天才的だと感じます」と話をまとめてくれた。

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伊藤からは「すでに2人のコメントで出そろっていますが、要は人なんですよ」という前置きで魅力が語られる。

「圧倒的なリアリティがある背景と舞台に、圧倒的なフィクションの人物が出てくるので、変態総集合などと言われていますが、そんな人たちでも実際にいるかもしれないと思わせる歴史的背景と説得力のある舞台のバランスが絶妙だと思うんです」と補足する意見が述べられたのち、「まだ観ていないという方に一気見はおすすめです。ぜひ一気見して自分なりの魅力を見つけてください!」と、まとめてくれた。

足掛け約8年にわたって紡がれてきたTVアニメ『ゴールデンカムイ』の結末に向けてのエピソードを、さまざまな魅力を発見しながらぜひ楽しんでみてほしい。

【写真・画像】「本当に生きているかのように感じられること」主演声優陣が語るTVアニメ『ゴールデンカムイ』の魅力 1枚目
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劇場先行版『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編
【前編】&【後編】大ヒット公開中

配給:WOWOW
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
取材・撮影・テキスト/kato

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