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周りから白い目で見られることも…!? 「子ども歓迎」のレストランでもやってはいけないこと

  • 2016.6.4
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子ども歓迎、ベビーカーも預かってくれる、さらには遊び場まで…。近ごろは、「子ども歓迎」のレストランが増えています。利用する側もつい甘えてしまいますが、最低限のマナーは心得ておきたいもの。

© Sunny studio - Fotolia.com

飲食業に長く従事していた私の経験もまじえながら、NG例を紹介します。

■ドリンクバーは1人ずつ頼むこと

ドリンクバーを共有するファミリーは、意外と多いもの。子どもがひと口飲むくらいならいいのですが、何杯も飲むなら別途注文するべきです。ドリンクバーは1人1つ頼むもので、それ以外は「回し飲み」として店員から注意されることもあります。

店によってはキッズ料金が設定されていますし、数百円程度ですからお金もそれほどかかりません。その費用をケチるママのなかには、注意すると逆ギレする人も…。

そのやりとりを見た周囲の人からも白い目で見られますし、近所の人にその光景を見られる可能性もあります。「数百円すらケチる家庭」と思われては恥ずかしいですから、必要な人数分を注文するようにしましょう。

一方、ドリンクバーには、ティーバッグ用にお湯だけいれられるようになっているものもありますが、調乳用にわざわざドリンクバーを注文してくれるママもいます。これはサービスとしてお出しできるので、遠慮なくスタッフに声をかけてください。こうした心配りができるママには、ほかの面でも手厚くサービスしたくなるものです。

■おむつ交換はトイレで!

ファミレスなどでは、利用時間によっては客が少なく、周囲に誰もいないこともありますよね。そうすると子どもが隣の席のソファで寝そべるなど、自由にふるまっていても注意しないママも…。

これはもちろんNGですし、何よりも行儀がよくありません。子どもを自由にしておくと、熱い料理を持ったスタッフとぶつかってしまう危険性もあります。おしゃべりに夢中になって子どもをかまわないことを「放牧」と揶揄(やゆ)することもあるように、常識がないママだと思われてしまうわけです。

また、たとえ周囲にほかの客がいなくても、客席でおむつ交換をするのは言語道断。信じられないかもしれませんが、混雑時でも「ファミレスならOK」と思うママは少なくないのです。

こうした振るまいは子どもにも引きつがれ、マナーの悪い子に育ってしまいます。子どもは親の姿を見て育つもの。これは座敷席や個室席でも同様です。

■喫煙者にも配慮を

分煙が進んだいまでも、来店時に喫煙席しか空いていないこともあるでしょう。子どもがだだをこねる前に空いた席へつくこともありますが、その場合は周囲への配慮をお忘れなく。

隣にファミリーがくれば、タバコの煙がそちらへ行かないように配慮してくれる人もいます。しかし、タバコが吸いたくてその店へ行く人もいますので、すべての人に同様のことを求めることは難しいものです。

ここで露骨に嫌な顔をしたり、「タバコを控えて」なんていったりすると、トラブルに発展する可能性も。その店ではタバコを吸うことが認められているわけですから、煙を避けたいなら禁煙席が空くまで待つことをおすすめします。

グルメサイトなどで「子ども歓迎!」と書かれていても、最低限の常識は守らなくてはなりません。こうしたことができないママが多いと、「子どもNG」という店が増えてしまう可能性もあります。

キッズメニューのある店では1人1品頼むことが理想ですが、離乳食の持ちこみや親とシェアすることもありますよね。それを「当たり前」と思わず、店員に一声かけるようにするといいですね。

店員だって人間ですから、ていねいな対応をしてくれる客には、いつも以上のサービスをしようと思うもの。私も離乳食期の子連れファミリーが「申し訳ないのですが…」と声をかけてくれたときには、持参したスプーンを汚さなくてすむようにキッズ用スプーンや食器を使ってもらいました。

「客がえらい」という意識を捨て、ちょっとしたことわりを入れることで、よりよいサービスを受けられるでしょう。そのほうが快適だし、「お得」だと思いませんか?

(藤井蒼)

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