【目映い】なんて読む？「めうつい…？」ではありませんよ！【読めそうで読めない漢字クイズ】

簡単な漢字なのに意外と読めない…そんな読めそうで読めない漢字をご紹介します。今回のお題は「目映い」。「目」も「映」も小学校で習う簡単な漢字ですが、並べて送り仮名「い」を付けると、あれ？読めない…。

ご存じの通り、「目」は音読みで「モク、ボク」、訓読みで「め、ま」などと読みます。一方の「映」は音読みで「エイ」、訓読みで「うつす、はえる」と読みますよね。

「目映い」の意味はこちらの4つ。

１. 光が明るすぎて、まともに見られない。
２. まともに見られないほどきらびやかで美しい。
３. 恥ずかしい。てれくさい。
４. 度が過ぎていて、見ていられない。

1の意味から考えると、「まぶしい」と答えそうですが不正解です。では正解をチェック！

「目映い」の語源は古語の「ま（目）はゆ（映）し」。「映える」は通常「はえる」と読みますが、「目映い」や「見映え（みばえ）」のように後ろの言葉の音が濁る「連濁」により、「まばゆい」と読みます。まばゆいには他に「眩い（まばゆい）」の漢字表記がありますよ。

まとめ／meiko 参考／デジタル大辞泉（小学館）、精選版日本国語大辞典