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VOCEに初降臨!河合優実の素顔に迫る

  • 2025.11.21

【河合優実】凛と燃えるひとその佇まいに、心奪われる。

ときに芯の強い人、ときに無気力なイマドキ女子、そして過酷な人生に翻弄される女性。役であることを忘れさせるほどの一体感で観る者を魅了し、今、最も注目を集める俳優・河合優実さんが満を持してVOCEに降臨。凛と美しく、どこか謎めいた雰囲気を漂わせる彼女の素顔に迫る。

河合優実さん

河合優実の冷静さ

彗星のごとく。この言葉そのままに現れたのが、2024年、社会現象を巻き起こしたドラマ『不適切にもほどがある!』で主人公の娘“純子”を演じた河合優実さんだ。その高い演技力で、知る人ぞ知る存在だった彼女が一躍時の人となり、今や誰もが知る国民的俳優に。

「宮藤官九郎さんが脚本、阿部サダヲさんが主演の作品に出演できるのは、“ご褒美”と捉えていました。それがこんなにもたくさんの方々に知ってもらえるきっかけになったのは、予想もしていなかった“副賞”。自分が大好きな作品を、俳優としての転機と思えることが、とてもうれしいですね」

そんな彼女が、自分の気持ちに「しっくりくる」と感じているのが、“頭は冷たく、心は熱く”という中学時代の恩師の言葉。

「冷静さと情熱、常にどちらもあるのが、自分にとって心地よい状態。冷静といっても冷めているという意味ではなく、客観性を持つということ。同時に、ただただ熱い感情もある。周囲には気づかれにくいかもしれませんが、ずっと私の中のベースにあるんです。だけど役は引きずらないタイプ。家に帰っても、その作品や演じる役のことを考えている時間はずっと続いてはいるけれど、役が抜けないという感覚はなくて。クランクアップを迎えたら、スパンと気持ちが切り替わることに、むしろ寂しさを感じてしまうほどです」

「頭は冷たく、心は熱く。ほどよく客観的な視点と、理屈抜きの熱い気持ちの両方を持っていたい」

河合優実さん
Profile

俳優

河合優実 / Yuumi Kawai

2000年12月19日生まれ、東京都出身。2019年にデビュー。次々と映画、舞台への出演を果たし、2024年には主演映画『あんのこと』『ナミビアの砂漠』が公開。第48回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。連続テレビ小説『あんぱん』では主人公の妹役を熱演。現在、出演映画『旅と日々』が公開中。2026年1月に、彼女の知名度を上げた人気ドラマ『不適切にもほどがある!』のスペシャル版が放送予定。

撮影/三瓶康友 ヘアメイク/北原果(KiKi.inc.) スタイリング/小蔵昌子 取材・文/楢﨑裕美

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