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米粉で作る「オイルマフィン」米油使用でバターいらず!

  • 2025.11.21
オイルマフィン (C)中村りえ/KADOKAWA
オイルマフィン (C)中村りえ/KADOKAWA

米粉料理家であり、管理栄養士、アレルギー分野管理栄養士などの資格を持つ中村りえさん。家族の小麦アレルギーがきっかけで知った米粉のおいしさを多くの方に発信しており、米粉レシピのInstagramアカウントはフォロワー13万人以上(2025年11月現在)。

米粉は米を加工して粉末状にしたもののこと。アレルギー対応やグルテンフリーなどのよいとことろがあります。パン作りでは発酵の回数や時間を減らすことができ、ダマになりくいためお菓子作りで粉をふるわなくてもよいというメリットも!

米粉を使った、パン、お菓子、おかずのお手軽にできるレシピをご紹介します。

※本記事は中村りえ著の書籍『米粉365 パンもお菓子もおかずも。』から一部抜粋・編集しました。

バターいらずで作れるオイルマフィン (C)中村りえ/KADOKAWA
バターいらずで作れるオイルマフィン (C)中村りえ/KADOKAWA

オイルマフィン 難易度★ ☆ ☆

バターいらずで作れるオイルマフィンはさっぱりとかろやかな味わい。材料をぐるぐると混ぜていくだけで簡単なので初心者さんにもおすすめ。

材料(グラシンカップ9号3個分)

卵… 1個

米油… 20g

きび砂糖… 20

無調整豆乳… 20g

米粉… 60g

ベーキングパウダー… 4g(小さじ1)

準備

・オーブンを180℃に予熱する。

・マフィン型にグラシン紙をセットする。

作り方

(1)ボウルに卵を割り入れ、米油、きび砂糖、豆乳を入れて泡立て器で混ぜる。

(2)(1)に米粉を加えて混ぜ、粉っぽさがなくなったらベーキングパウダーを入れてゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。

(3)グラシン紙をセットした型に生地を流す(生地の硬さは焼く前のホットケーキくらいとろっとした感じ)。180℃のオーブンで18~20分焼く。

<注意点>

・大さじ1は15ml、小さじ1は5mlです。mlは容量で、重さ(g)ではありません。重さは材料ごとに異なるため、よくレシピを見て作りましょう。

・米粉は種類によって、性質や調理に必要な水分量が変わります。使用している米粉と同じものを使うと失敗しにくいです。このレシピは『米の粉』(共立食品)を使用しています。

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【米粉のお菓子を作る前に】

米粉でのおいしいお菓子作りを成功させるために知っておきましょう。

<材料>

●牛乳、無調整豆乳

なるべく身近な牛乳や豆乳で作れるレシピにしています。牛乳は成分無調整のもの、豆乳は味のついていない無調整のものを使いましょう。この2つもバターや卵に合わせて、少しだけでも室温に戻しておくと分離しにくく生地がオイルやバターなどの油分と混ざりやすくなります。

●きび砂糖、砂糖

基本的には「きび砂糖」を使っています。

「砂糖」は早くしっかり溶けてほしいときに使っている材料なので、白いてんさい糖やグラニュー糖などの溶けやすいものを使うのがおすすめです。

<作り方のコツ>

●混ぜすぎを気にしなくてOK

小麦粉のレシピだと、クッキーなどで練りすぎると固くなることがありますが、米粉は混ぜてもグルテンが形成されることはないので、ぐるぐるとよく混ぜても大丈夫。

●乾燥と放置に注意

米粉のお菓子は、混ぜすぎて固くなることはあまりありませんが、水分が飛びやすいです。また、混ぜた生地を放置してしまうと水分が飛んでしまうだけでなく、水分量の多いやわらかい生地の場合はせっかく混ぜた米粉が沈澱してしまいます。

また、ベーキングパウダーを入れた生地は放置すると膨らみが悪くなるため、混ぜたらすぐに焼きましょう。

著=中村りえ/『米粉365 パンもお菓子もおかずも。』

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