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「渡したいものが…」会社関係者が集うイベントに乗り込んだ私。注目を浴びる中…私は夫に!<夫は自称起業家>

  • 2025.11.24

妊娠8カ月のカオリさんは出産を控え、楽しみと不安が入り混じっていました。そんな中、夫・リンヤさんが仕事を辞めて起業すると言い始め、半年だけと許したカオリさん。
「家族を犠牲にしなければ成功はない」という言葉を胸に、息子のマモルくんが誕生しても、毎晩飲み歩くリンヤさんですが、半年経っても会社は軌道に乗らず、ついに、カオリさんが職場復帰を早めて家計を支えるようになります。ようやく会社が軌道に乗り始めても、ますます帰りが遅い日が続き、息子の1歳の誕生日も、仕事を理由にリンヤさんは帰宅しませんでした。
カオリさんは、起業仲間のひとりに協力してもらい、リンヤさんがいる飲み屋に潜入。そこで、家族を邪魔者扱いする発言を耳にし、すべてを壊す覚悟を決めます。後日、起業家や投資家が集うイベントに登壇したリンヤさんは、プレゼンが大成功。大企業の社長夫婦の目にとまり、談笑しているところへ、カオリさんが突撃しました。

浮かれていた夫の反応は…?

私が会場に現れたのを見て、夫は理解が追いついていないようです。

「こちらの方、どなた?」
カオリさんは、社長夫人に、リンヤさんの妻だとあいさつしました。

そして、その場で、リンヤさんに離婚届を叩きつけ、養育費と慰謝料を請求すると告げます。

「場をわきまえろ!」
慌ててカオリさんを制止しようとするリンヤさんでしたが、社長夫人は「今後のお付き合いのためにも、詳しく聞きたいわ」と笑いかけるのでした。

夫の会社が投資を受けられるチャンスがかかった場で、危険を顧みず離婚を突きつけたカオリさん。その場にいる人々が証人となるだけでなく、社長夫人が助け舟を出してくれたことで、有利な状況になりました。

社長夫人も同じ女性として、カオリさんの追い詰められた様子から、ただごとではないと感じたのではないでしょうか。勇気ある行動が、偶然のめぐり合わせを呼び込んだのかもしれませんね。

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著者:マンガ家・イラストレーター よういち

ベビーカレンダー編集部

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