1. トップ
  2. エンタメ
  3. 『みどりのマキバオー』激ムズOP曲を完璧に歌いたい!“早口パート”にアナウンサーも撃沈...R-1準優勝者の指導で成功なるか?

『みどりのマキバオー』激ムズOP曲を完璧に歌いたい!“早口パート”にアナウンサーも撃沈...R-1準優勝者の指導で成功なるか?

  • 2025.11.20
探偵!ナイトスクープ
ABEMA TIMES

『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が11月14日に放送され、「走れマキバオー」を完璧に歌いたい女性が猛特訓する様子が描かれた。

【映像】園田競馬場で見事に歌い切る様子(実際の映像)

視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「『走れマキバオー』を完璧に歌いたい!」は、福岡県の女性(26)から寄せられた次のような依頼だ。

『私は漫画「みどりのマキバオー」が子供の頃から大好きで、アニメのオープニングで流れる「走れマキバオー」という曲も大好き。5歳の頃から、かれこれ20年以上、カラオケに行くといつも歌っています。でも、これまで一度も完璧に歌いきれたことがありません。というのも、歌の中に競馬実況のセリフがあり、それが信じられないほどの早口で、どうしても噛んでしまうのです。フルで完璧に歌いたいのですが、何度練習してもうまくいきません。どうしたら完璧に歌いきれるか、協力していただけませんか。どうぞよろしくお願いします』

この依頼を受け、永見大吾探偵が調査を開始した。さっそく依頼者の実力をチェックするも、やはりセリフに全く追い付かず、「絶対噛むでしょ、これ!」と永見探偵も同意するほどだった。

そこで、実況の上手な人にコツを聞くべく、園田競馬場へ。まず、日本一実況のできる機種であるという石堂ジョッキーに協力を依頼した。しかし、石堂ジョッキーでさえも「走れマキバオー」の早口実況に挑戦したところ、途中で「あー無理。追い込まれた。難しいっすわ」と撃沈してしまった。

次に、園田で実際に実況を担当している三宅アナウンサーに教えを乞う。三宅アナウンサーは、「競馬の実況では番号や馬名を絶対に間違ってはいけない」と説明し、実況のコツとして「馬名の一番最初の文字に力を込めることで場面っぽく聞こえる」と伝授した。しかし、三宅アナウンサーもこの歌の実況部分については、「実況ではなく早口言葉の分野に入るのではないか」と歌い上げることはできなかった。

最終手段として、2020年のR-1準優勝者である早口言葉のプロ芸人、大谷健太氏に協力を依頼することになった。大谷氏の指導が始まると、彼は早口言葉を成功させるコツとして、「キレ気味で言った方が言いやすい」「口喧嘩をしている人は悪口をスラスラ言えて、噛むのを見たことがないじゃないですか」とアドバイスする。

さらに大谷氏は、実況のセリフにある馬の名前がイメージしにくいとして、それらを具現化した絵を描き、暗記することを提案。依頼者も、流れてくるのを読むより、覚えていた方が確実に出てくる気がすると話し、特訓に入った。

そして、特訓の成果を発揮すべく、園田競馬場の全面サポートにより、スタンド最上階の実況ブースという夢の舞台が用意された。依頼者は20年間の悔しい思いを晴らすため、「走れマキバオー」のフル歌唱に挑んだ。

その結果、超難関の早口実況セリフを見事に完璧に歌い切ることに成功した。歌い終えた依頼者は、「最高の気分ですね。でも、しばらく歌いたくない」と安堵と疲労の入り混じったコメントを残した。

元記事で読む
の記事をもっとみる