元ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフ、ドラマ版のハリーに手紙を送っていた「楽しめることを祈っている」

現在撮影が進んでいるドラマ版「ハリー・ポッター」。映画版でハリーを演じたダニエル・ラドクリフが、ドラマ版のハリーに抜擢されたドミニク・マクラフリンにエールを送っていたことを明らかにした。

最近、朝のワイドショー「グッド・モーニング・アメリカ」に出演したダニエル。ドラマ版の制作に関わっている知人がいたので、ドミニクに手紙を送ったと話し始めた。「ドミニクに『君が最高に楽しい時間、僕よりもさらに楽しい時間を過ごせることを祈っている。僕もとても楽しかったけれど、君がもっと楽しめることを願っている』と伝えたかった。本当にそう思っているんだ」。ダニエルによるとドミニクもそれに返事をくれたそう。

ドミニクは現在11歳。ダニエルがシリーズ第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』に出演したときと同じである。ダニエル曰く「ドミニクやドラマに出演する他の子役たちの写真を見ると、ただ抱きしめたくなる」。さらに「彼らは本当に幼く見える。彼らを見ていると『ああ、僕もああいう風だったなんて信じられない』と思うんだ。でもすごく愛らしくて、彼らが撮影を楽しんでいることを願っている」。ハーマイオニー役に選ばれたアラベラ・スタントンやロン・ウィーズリー役のアラステア・スタウトにも同じように愛おしさを感じていることを明らかにした。

ファンからは、ダニエルやエマ・ワトソン、ルパート・グリントらオリジナルのキャストたちにドラマ版への出演を望む声が根強く上がっている。カメオでいいから出てほしいと熱望する人も。でもダニエルにそのつもりはないそう。あるインタビューでは「僕の理解では、彼らは完全に新しいスタートを切ろうとしている。誰が制作するにしても彼らの手で何かを作りたいと考えているはずだし、昔のハリーをカメオ出演させる方法を考えたくはないだろう」と語っていた。ダニエルもファンと同じように、ドラマの完成を心待ちにしているよう。新たな『ハリポタ』ワールドを見てどんな感想を持つのか、楽しみにしたい。