「子どもは母親といた方が…」親権を求める義両親に夫が聞かせたのは？【妊娠中の妻にかくされた秘密 Vol.45】

※このお話は作者おにぎり2525さんに寄せられたエピソードをもとに脚色を加え再構成しています。

■これまでのあらすじ

結婚3年目を迎えた主人公の妻が、待望の妊娠。だが、本格的につわりが始まると妻が日に日にワガママになっていく。しばらくして、妻は"実家に帰る"という置き手紙を残して姿を消すが、実際には知らない男性と子どもと3人で暮らしていた。

探偵の調査によって、相手は離婚歴のある妻の元上司だと判明。夫が問い詰めると妻は離婚を切り出し、「子どもはいらない」と言い出す。

2週間後、無事に出産した妻と義実家に行くと、妻は“離婚の原因はすべて夫にある”と訴える。夫が裏切りの証拠を義両親に差し出すと、動揺した妻は「違うの！」と言い訳を連発。義父はそんな妻を一喝し、相手をここに呼べと言う。仕方なく妻が電話すると、相手は「俺には関係ない」と逃亡。妻は取り乱し、この日の話し合いは中止となって…。

孫との初対面、娘の裏切り発覚、離婚、さらには親権放棄…これが1日の出来事となれば義両親もキャパオーバーだと思いますが、すべては娘である妻のせい。

ボイスレコーダーから流れる声を聞いて、義父母は何も言えるはずもなく…。

(おにぎり2525)