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「家に帰ったらドロボウ猫がいた?」そこから始まる奇想天外ストーリーに読者のホッコリが止まらない【作者に聞く】

  • 2025.11.18
それはあまりにも唐突で不思議な出会いだった… 画像提供:ツルさん
それはあまりにも唐突で不思議な出会いだった… 画像提供:ツルさん

ツル(@TSURU_MOFU)さんは2025年8月にX(旧Twitter)で『家に帰ったらドロボウ猫がいた』を投稿し、話題を集めた。帰宅した少女がタンスを漁る“ドロボウ猫”と遭遇するという、ユニークで温かみのある作品である。今回は、作品が生まれた背景や工夫した点について、作者のツルさんに話を聞いた。

作品誕生のきっかけ

『家に帰ったらドロボウ猫がいた』01 画像提供:ツルさん
『家に帰ったらドロボウ猫がいた』01 画像提供:ツルさん
02 画像提供:ツルさん
02 画像提供:ツルさん
03 画像提供:ツルさん
03 画像提供:ツルさん

猫を題材にした漫画を構想していた際、頭に浮かんだ言葉の中から“泥棒猫”が印象に残ったという。そこから「家に帰ったらドロボウ猫がいた」という一枚のシーンが生まれ、物語全体を組み立てていった。発想の原点は、このタイトルページの一コマだったと語る。

読後に“そういうことか”と思わせる仕掛け

作品では小ボケを多く織り込みつつ、読み進めるうちに気づきが得られる構成を意識したという。特にドロ猫さんの家族エピソードは、作者自身が最も気に入っている部分だ。

少女が驚かなかった理由

少女がドロボウ猫と遭遇しても驚かなかった理由について、ツルさんは「動物に対する距離感が、人間の生活に慣れた感覚だったから」と説明する。迷い込んだ猫とおやつで仲良くなれるかもしれない、という気持ちが警戒心の薄さにつながったと話す。

少女と先輩の関係の行方

少女とバイト先の先輩が両想いだったことについては、「うまくいっていてほしい」と作者は微笑む。人間界と動物界を行き来しながら、ドロ猫さんのような温かい家庭を築いている未来だといいな、と想像しているという。

今後描きたい作品

現在はマーモットを中心に、リス科の動物たちを描いた漫画やイラストをXで投稿している。動物たちの魅力やかわいらしさを広めつつ、書籍化も目指して制作中だという。「フォローや応援が力になるので、ぜひ見守ってほしい」と語った。

ツルさんの作品にはさまざまな動物が登場し、どれも心が温かくなる世界が広がっている。興味があれば、ぜひほかの作品も読んでみてほしい。

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