キム・カーダシアン、アニャ・テイラー＝ジョイに完敗？　ほぼ同じドレスを「顔を見せて」着用される

現地時間11月16日（日）にアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーがガバナーズ・アワードの授賞式を開催した。ハリウッドのトップセレブたちが勢揃いし、ゴージャスなドレス姿でレッドカーペットを彩った。

その中で注目を集めたのがアニャ・テイラー＝ジョイ。彼女が着ていたのは「メゾン マルジェラ」の2025年「アーティザナル」コレクションの1着。今年10月にロサンゼルスで行われたアカデミー映画博物館で行われたガラでキム・カーダシアンが着用したものの色違いだった。多少のデザインの違いもあったが、それが原因とはいえないほど2人の姿はまったく別物。その理由は2人の頭部。キムがフェイスマスクで顔を覆い、誰だかわからない状態だったのに対して、アニャはいつも通り。クールな美貌と綺麗なブロンドヘアを披露しつつドレスを着こなしていた。

この写真が報じられるとネット上は大騒ぎ。「アニャにぴったり」「まるで天使のよう」「妖精のよう」と大絶賛する声に混じって「同じドレスとは思えない」「このドレスはアニャのように着こなすのが正しい」とキムが見たらショックを受けそうなコメントもたくさん。さらに「キムは悔しがっているはず」「アニャのドレス姿をキムに見せてはだめだ」とはっきり書く人も。

ちなみにこのドレスがショーで発表されたとき、モデルたちはキムのように顔をマスクで覆っていた。マスクはこのブランドが掲げている「匿名性」を象徴するもので、視線を顔から作品へと導くためのものだそう。だからランウェイと同じようにマスクをつけてガラに着ていったキムは、ブランドの表現したことをしっかり汲み取っていた可能性が大。

とはいえ、関係者によるとキムのヘアスタイリストやメイクアップアーティストは自分たちの努力の結果がマスクで見えなくなってしまうことに「静かに泣いていた」そう。アニャのレッドカーペットでの写真を見たメイクチームは、キム以上にショックを受けているかも。