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映画『楓』川谷絵音、ジャルジャル福徳、高良健吾ら著名人のコメントが到着!スポット映像4種も公開

  • 2025.11.18

福士蒼汰と福原遥がダブル主演を務める映画『楓』(12月19日公開)。このたび、本作より「#楓泣きスポット映像」4種が公開。さらに、総勢14名の豪華著名人から絶賛コメントも到着した。

【写真を見る】#楓泣きスポット映像4種とともに、「語りたくなる《楓泣き》感想&期待投稿キャンペーン」の実施が決定

【写真を見る】#楓泣きスポット映像4種とともに、「語りたくなる《楓泣き》感想&期待投稿キャンペーン」の実施が決定 [c]2025 映画『楓』製作委員会
【写真を見る】#楓泣きスポット映像4種とともに、「語りたくなる《楓泣き》感想&期待投稿キャンペーン」の実施が決定 [c]2025 映画『楓』製作委員会

本作は、スピッツが1998年にリリースした8枚目のアルバム「フェイクファー」に収録され、同年にシングルカットもされた同名楽曲を原案にしたラブストーリー。監督は『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)、『ナラタージュ』(17)などで知られる行定勲。楽曲をもとにオリジナル脚本を書き上げたのは『ソラニン』(10)、『東京リベンジャーズ』シリーズの高橋泉。キャストには主演の福士と福原のほか、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗らが顔をそろえている。

須永恵(福士)と恋人の木下亜子(福原)は、趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした兄の涼だった。1か月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去る。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込んでしまうが、涼は本当のことを言えずにいた。一方、亜子にもまた打ち明けられない秘密があった。

このたび、公開に先駆けて本作を鑑賞した著名人たちから、作品の余韻を語る絶賛コメントが寄せられた。ミュージシャンの川谷絵音は「最後まで観てやっと冒頭の歌詞が本当に理解できるなんて、なんと美しく丁寧な回収か」と称賛し、「27年経って、『楓』にまた新しい意味が吹き込まれた気がした。音楽はずっと生き続ける。形は変わらないけど、色は変わっていくんだなと」と、映画が“名曲に新たな解釈を与えた”ことに深い驚嘆を示した。

続いて、音楽プロデューサーの亀田誠治は、映画の世界観と楽曲の響きの調和に触れ、「人生の機微を、美しく、優しく描いた映画です。スピッツの名曲『楓』の美しい響きが観る人を映画の中にいざないます。そして、大切な人を大切にすることの尊さを知るのです」とコメント。お笑いトリオの3時のヒロインメンバーからもコメントが寄せられており、福田は「『さよなら』の重みに耐えることも『君の声を抱いて歩いていく』覚悟も、できっこないほどの喪失。でも生きていかなければならない。人を愛した自分の人生と懸命に向き合おうとする人たちの物語でした」、ゆめっちは「静かでまっすぐで、こんな恋愛映画を久々に浴びた気がした」と、かなでも「美しく裏切られて、涙が出ました。好きな曲を、もっと好きになりました」と語っている。また、俳優の高良健吾は「ありえないをありにさせる映画はいい映画、物語だと思っています。この映画の裏切りはとても優しくてうれしかった。最後の最後まで惹き込まれます」とコメントした。

さらに、あわせて解禁された「#楓泣きスポット映像」4種は、本作の注目ポイントや、登場人物たちの心の揺れを映しだす内容に。「君のために弟として生きる」編では、涼が、事故で亡くなった弟、恵のフリをして、恋人の亜子に寄り添おうとする姿が捉えられている。「君のそばにいられるなら、僕は僕でなくていい」という言葉が表すように、涼のあたたかくも痛みを抱えた“愛”の形に胸を打つ。

また、「惹かれあってしまうふたり」編では、涼と亜子が家で誕生日を祝ったり、食卓を囲んだりと、穏やかで幸せな日常を過ごす姿が映しだされ、「抱え込んだ秘密」編では、亜子の心の奥に迫る映像が印象的だ。「あの日に置いてきたこと」編は亜子が行きつけのバーの店長、雄介(宮近)に恵との思い出を語るシーンから始まるものとなっている。

さらに、本作の公式Xでは、「語りたくなる《楓泣き》感想&期待投稿キャンペーン」を実施中。いち早く試写で映画を観て感じた想いや映画公開へ向けた期待のコメントを、選んだ映像と共に「#楓泣き」を付けて投稿をシェアすると、抽選で本作のロケ地、ニュージーランドへの往復ペア航空券など、豪華賞品が当たるチャンスも。詳しくは映画公式Xおよびキャンペーン詳細ページをチェックしてほしい。

<著名人コメント>

●内澤崇仁(アーティスト/androp)

「人は、人を想うたびに少しずつ心が変わっていく。失うことで知る優しさもあれば、嘘の中で芽生える真実もある。登場人物たちの間に流れる時間は、痛みを抱えながらもどこかあたたかい。儚く、それでいて確かな“愛”を描いた映画。観てから、星を見上げる時間が増えました」

●いくえみ綾(漫画家)

「失ったものはどこへいくんだろう きっと終わりはなくて永遠につながっている そう思える世界だったらいい」

●Ichika Nito(ミュージシャン)

「『楓』は、時代や世代を超えて、聴く人の心象風景にそっと寄り添ってくれる、本当に不朽の名曲だと思います。そんな楽曲が持っている、あのノスタルジックな空気感と言葉にし難い喪失の影。それが行定監督の研ぎ澄まされた映像によって、一つの確かな物語として目の前に現れたことに、深く感動しました。時代を超えて愛される名曲が映画という形を得て、また多くの人の心に深く永く届いていくのだと確信しました。いち音楽家として、多くのインスピレーションをいただいた作品です」

●今泉かおり(脚本家)

「スピッツの“楓”を初めて聴いたのは17歳の時でした。歌詞の意味を考えて、泣きながら自転車を漕いだことを思いだします。この映画を観ながらその気持ちを思いだしました。そして観終わった時、少し昇華していました」

●青木マッチョ(芸人/かけおち)

「最初に、自分はスピッツが大好きで、代表作と言えば『空も飛べるはず』『チェリー』『ロビンソン』が有名ですが、そのスピッツの曲の中でも『楓』が一番好きです。楓は何度も聴いてきました。そんな中での映画『楓』でしたが、いろんな意味で感動しました。まず、映像が常に澄み渡っている感覚で、とても綺麗でしばらしく引き込まれます。そして冒頭に『カエデ』が出てきて、そう言えば楓ってこれだよなぁ、どんな映画になるのかなとワクワクして観始められました。最初は恵が二面性あるキャラなのかなと思っており、その中でも不思議な点もあったりしてグッと物語に引き込まれます。そしてその謎が中盤で解けるのですが、そこからの展開が圧巻。本当に切ない気持ちになり、劇中の『楓』が沁みて堪りません。この映画を観た後のエンディングでの『楓』自分がいままで何度も聴いてきて、もう聴き尽くしたとさえ思っていた『楓』が、いろんな感情が乗っかって初めて聴くような曲になり、過去最高の『楓』になりました。

●亀田誠治(音楽プロデューサー、ベーシスト)

「人生の機微を、美しく、優しく描いた映画です。スピッツの名曲『楓』の美しい響きが観る人を映画の中にいざないます。そして大切な人を大切にすることの尊さを知るのです」

●川谷絵音(アーティスト/ゲスの極み乙女。ほか)

「最後ま観てやっと冒頭の歌詞が本当に理解できるなんて、なんと美しく丁寧な回収か。僕の解釈なのでまったく違うかもしれないが、そもそもスピッツの歌詞もいろいろ解釈ができるものが多い。みなさんもそれぞれの解釈で楽しんでいただきたい。27年経って、『楓』にまた新しい意味が吹き込まれた気がした。音楽はずっと生き続ける。形は変わらないけど、色は変わっていくんだなと。新しい色をいま見れるなんて思っていませんでした」

●高良健吾(俳優)

「ありえないをありにさせる映画はいい映画、物語だと思っています。この映画の裏切りはとても優しくてうれしかった。最後の最後まで惹き込まれます」

●小玉ユキ(漫画家)

「人の心は複雑だから、嘘が人を救うことも、優しさが歪な形になることもあり、それらが絡まりほどけなくなったりもする。でもその複雑さがあってこそ、絡まりがほどけ、まっすぐな気持ちが現れたときの澄んだ空気のような清らかさに胸を打たれる。景色の美しさと共に、そんなことを感じさせてくれる映画でした」

●福田(芸人/3時のヒロイン)

「『さよなら』の重みに耐えることも『君の声を抱いて歩いていく』覚悟も、できっこないほどの喪失。でも生きていかなければならない。人を愛した自分の人生と懸命に向き合おうとする人達の物語でした。いつ何度聴いてもいつかの懐かしい痛みを思いだす『楓』に、また新たな視点をいただきました」

●かなで(芸人/3時のヒロイン)

「感情を、言葉や表情だけではなく、映像と音楽からも感じました。美しく裏切られて、涙が出ました。好きな曲を、もっと好きになりました」

●ゆめっち(芸人/3時のヒロイン)

「静かでまっすぐで、こんな恋愛映画を久々に浴びた気がした。映像も美しくて息をのんじゃう!言葉にできないまま揺れる感情が楓の葉みたいにひらひらと胸に落ちてきてふわっとあたたかい」

●福徳(芸人/ジャルジャル)

「この映画、『誰かと観ればよかったなぁ』と思ったけど、1人で観てよかった。“残酷な出来事”は当然残酷なんだけど、“残酷な出来事を受け入れる時間”の方が残酷なのかもしれない。そんなことを考えていると、やっぱり誰かと観ればよかった。昔を懐かしむ“今”をいつかは懐かしむ、これが時間を歩いていくことか、とあれこれ思考が巡り、やっぱり誰かと観ればよかったなぁ、と改めて感じている」

●大谷(芸人/ダイノジ)

「観終わってすぐに楓の花言葉を調べた。そうかこれをこんな物語にしたのかと。スピッツは"性"と"死"の歌をよく歌う。結果生きることを歌う。これからも僕らは喪失はするだろう。ただその先にまた誰かが待っている。生きていく人のラブストーリーをくらってしまいました。福士蒼汰さんフォーゼのころから応援してます!」

文/鈴木レイヤ

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