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月のリズムに合わせた料理&食材【蠍座の新月】に作りたいのは「オニオングラタンスープ」

  • 2025.11.18
「オニオングラタンスープ」。

「創造的に食べる-EATING WITH CREATIVITY」

大昔の人々は豊かな感性で、天上にある月や星と地上にあるすべてのモノが連動していると考えました。このような考え方に合理的な説明はつけられませんが、何千年もの間、人間はこの“宇宙と私をつなぐ”営みを繰り返してきたのです。

古代ギリシャ人は、ハーブと病気と惑星と宇宙のつながりを考え、古代ローマの料理人の中には、占星術の知識を持つものもいました。月のリズムを使って創造的に食べる(EATING WITH CREATIVITY)。そんな新しい発想を生活に活かしてみませんか。


愛を育みたい人と一緒に過ごして

蠍座の守護星は冥府の神・プルート。蠍座の月はあなたを目に見えない世界の探求者にします。冥王星が発見される前、蠍座を支配するのは火星でした。

今でも火星にちなんだ野菜、ネギ類(玉ねぎ、ニラ、長ネギ)、アスパラガスやパプリカなどが蠍座の食材となっています。

地中海地方では、ニンニクが悪から身を守るものと珍重され、蠍座の食材に加わりました。ハーブではクミンやバジル、コリアンダー、またレバーや青カビ系チーズなども蠍座の食材です。

蠍座の月の日は、親密になりたい、また愛を育みたい人と一緒に過ごしてください。

今回は、玉ねぎをじっくり炒めて甘さを引き出した、オニオングラタンスープを紹介します。

蠍座の食材は……

玉ねぎ、ニラ、長ネギ、アスパラガスやパプリカ、ニンニク、クミン、バジル、コリアンダー、レバーや青カビ系チーズ

■材料(4人分)

・玉ねぎ:500g
・にんにく:1かけ
・スープ:4カップ(市販の顆粒コンソメ大さじ1と1/2を湯に溶いたものでもよい)
・塩胡椒:少々
・バター:40g
・バゲットの薄切り:(1.5センチ幅に切ったもの)8枚
・グリュイエールチーズ(ピザ用シュレッドチーズでもよい)80g~100g

材料はこちら。

■作り方

(1)玉ねぎは薄切り、にんにくはみじん切りにしておく。フライパンに半量のバターを熱し、玉ねぎを水分を飛ばしながら中火で 10 分炒める。

(2)残りのバターとにんにくを加え、弱火で玉ねぎがあめ色になるまで約20~30分、ゆっくり炒める。

(3)スープを加えて沸騰させてから中火にして少し煮込み、塩胡椒で味を調える。オーブンは 250度に予熱しておく。

(4)バゲットはにんにくの切り口をこすりつけて、軽い焼き色がつくまでトースターで焼く。耐熱容器に(3)のスープを入れ、ガーリックトーストを2枚乗せ、グリュイエールチーズをたっぷりおろして、オーブンで焼き色がつくまで約10分焼き、熱々をいただく。

また、この料理は蠍座の新月だけではなく、毎月訪れる蠍座の月の日に作ってみるのもおすすめです。

蠍座の月の日についてはムーンカレンダーをご覧ください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。

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文・写真=岡本翔子

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