【四方山】なんて読む？「しほうざん…？」ではありませんよ！【読めそうで読めない漢字クイズ】

今回の読めそうで読めない漢字クイズのお題は「四方山」です。山と言っても実在する山の名前ではありません。では「四方山」とは一体何でしょう？意味と一緒に見ていきましょう。

「四方山」というと、実際に宮城県には「四方山（しほうざん）」という山があるそうですが、今回のクイズの答えは別の意味を持つ言葉です。

「四方山」には二つの意味があります。

・世間。または世間の様々なこと。
・四方にある山。周囲の山々。

では、どんな時に「四方山」を使うのでしょうか。後ろに「話」を付けた「四方山話」を使った例文がこちら。

「今日の休憩時間は四方山話に花が咲いた」

「四方山話」とは、いわゆる『世間話』のことですよ。

「四方山」の由来は「よもやも（四方八方）」と言われており、あちこちからテーマが降ってくる取り留めのない話というニュアンスの言葉です。わかりやすく「よもやま話」とひらがなで表記されることが多いのですが、由来を覚えておけば漢字表記も覚えられそうですね。

まとめ／meiko 参考／デジタル大辞泉（小学館）