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肩こり・首こり・ねこ背を改善!肩甲骨を動かす【ゆるスクワット】

  • 2025.11.17

肩こり・首こり・ねこ背を改善!肩甲骨を動かす【ゆるスクワット】

年齢を重ねると、激しい運動は続かないし、ケガも心配。でも、体の負担をおさえつつ代謝を上げてくれる「ゆるスクワット」なら、50代からでも無理なく始められます。今回は、基本のゆるスクワットに“肩甲骨を寄せる動き”をプラスした、肩こり・首こり・ねこ背にも嬉しい一石三鳥のメソッドをご紹介。体が軽くなる感覚を、ぜひ実感してみてください。

肩甲骨寄せスクワット

日常生活では意識しなければ肩や胸を開く動きをすることはないかもしれません。スクワットをしながら同時に肩の筋肉も動かしましょう。立ち上がりながら肩を後方へ大きく開くと、胸も大きく開きます。10回行うと肩が張るような感覚があるかもしれません。

肩関節には小さな筋肉がたくさん集まっていて肩甲骨と連動しています。肩と肩甲骨のまわりの血行がよくなり、肩こりや首こりに効果的です。ねこ背など姿勢の矯正も期待できます。

①イスに座り、両手をまっすぐ前に伸ばす

両手は肩幅程度に開く
息を止めずに自然な呼吸で行う

②両手を前に伸ばしながら、上半身を前傾させる

両手を前に伸ばしていくと、上半身がゆっくり前傾していく
肩に力を入れない

③ゆっくり立ち上がりながら、肩を大きく外側に開いていく

立ち上がりながら、同時に肩を大きく開いていく

④立ち上がり、肩を開ききる

立ち上がって、肩を開いて肩甲骨を寄せる。全身を上下、左右に伸ばし切るイメージ

①〜④を10回おこないます。

ゆるスクワットの効果がアップする8箇条 <前半>

ゆるスクワットの効果をさらに高めるちょっとしたコツが8つあります。前半の4つをご紹介します。
気持ちが楽になるコツから、動作の強度を上げるコツまで、ぜひ取り入れてみてください。

【1】立ち上がるときに吐き、しやがむときに吸う

立ち上がるときに息を吐くと、腹直筋が収縮して硬くなり、体が安定するようになります。また、呼吸を止めずに行うことで血圧の上昇を防ぐ意味もあります。

【2】 気楽に始める

ゆるスクワットは運動に自信のない人にも親しみやすく、1〜3分でできるものが中心ですから、気負わず、気楽に始めましょう。

【3】 がんばり過ぎない

まずは体を動かすことに慣れるのが大切。がんはり過ぎると痛みや張りを起こすこともあるので、できる範囲で続けてください。

【4】 剌激する部位を意識する

ターゲットになる部位に意識を集中させると、その命令がしっかりと脳から発信されて、より効果的に筋肉に刺激が伝わります。

※この記事は「ゆるスクワットの教科書 写真でわかる決定版!」小山勝弘監修(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2023年6月2日に配信した記事を再編集しています。

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