1. トップ
  2. ファッション
  3. ケイト・ブランシェット、エココンシャスな「フェイクフェザー」ルックを着用

ケイト・ブランシェット、エココンシャスな「フェイクフェザー」ルックを着用

  • 2025.11.17
Tristar Media / Getty Images

ケイト・ブランシェットは、挑戦的なファッションを好む、珍しい俳優だ。特に、大胆なテクスチャーに目がない。そんな彼女のファッションセンスが再び光ったのが、ドイツで開催された2025年バンビ賞(Bambi Awards)のレッドカーペット。アカデミー賞俳優のケイトは、パープルのフェザーガウンで登場し、観客の視線を釘付けにした。

フェザーに包まれたパープルドレスで登場したケイト・ブランシェット。 Gisela Schober / Getty Images

もちろん、環境意識の高いファッショニスタとして知られる彼女のドレスは、本物の羽根ではない。ケイトが選んだのは、ステラ・マッカートニー2026年春夏コレクションで発表されたバイオレットカラーのドレスで、モデルのアレックス・コンサーニがランウェイで着用した。素材には、英国の素材革新メーカー、フェヴァーズ(Fevvers)が開発した、世界初の植物由来フェザーが使用されている。

ステラ・マッカートニー2026年春夏コレクションのルックを着用。 Tristar Media / Getty Images

驚くほど完成度の高い「エコフェザー」で、染色されたオーストリッチの羽根のようなふんわりとした質感を放ち、ドレス全体に生命感を与えていた。

この夜の主要賞のひとつ「インターナショナル女優賞」を受賞。 Isa Foltin / Getty Images

ボディス部分は濃いパープル色で、スクエアネックとローバックが印象的なデザインだ。一方のスカートは、淡いライラックのシアー素材で作られており、脚が透けて見えるデザイン。フェザーと同系色の柔らかなトーンが美しく調和していた。

この夜、インターナショナル女優賞(International Actress Award)を受賞した彼女は、ホワイトのパンプスを合わせ、ジュエリーはシルバーのイヤリングとダイヤモンドのテニスブレスレットで控えめにまとめた。ヘアは片側に流したブロンドのストレートスタイル、メイクはミニマルで自然な仕上がり。

サステナブルな素材を取り入れたり、過去の衣装を再着用したりなど、ケイト・ブランシェットのレッドカーペットルックは常に地球に優しく、美しく革新的だ。

From Harper's BAZAAR.com

元記事で読む
の記事をもっとみる