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【灰から洗剤ができるって本当?】森の恵み「木灰」をお湯に混ぜるだけ!油脂汚れつるん♪【三ツ矢青空たすき】

  • 2025.11.17

灰とお湯を混ぜると、洗剤ができる…。みなさん、そんなカガクな知識ご存じでしたか!?今回このエコな洗剤を、自宅で作る機会に恵まれました。それがアサヒ飲料「三ツ矢青空たすき」プロジェクトの、「灰洗剤」作り体験プログラムです。申し込んだら、木を燃やした灰と、洗剤を作る瓶、お掃除に使うヘチマなどがキットとして届きましたよ♪本当に洗剤が作れるのか、いざ実験スタートです!


「三ツ矢青空たすき」とは?

「三ツ矢青空たすき」は、自然の恵みや日本の文化にふれながら、五感で「自然とつながる時間」を楽しめる、アサヒ飲料株式会社の体験型プロジェクトです。
(詳細:https://mitsuya-aozoratasuki.asahiinryo.co.jp/)

「森」「海」「畑」「自然によりそう暮らし」という4つのテーマがあり、ワークショップやオンライン体験など、全国どこからでも参加できる、さまざまなプログラムが用意されているのがうれしいポイントです。

今回はプログラムの中で特に気になった、自宅に届く体験キットと動画で学べる「木灰でつくるエコ洗剤」にチャレンジします!


福岡県糸島市の景色

案内された動画内では、福岡県糸島市で「いとしまシェアハウス」を営む畠山千春さんと志田浩一さんの暮らしや活動が紹介されていました。
棚田や果樹園での手作業を通して自然とよりそう生活や、自給自足的な食生活、仲間とリノベーションした古民家でのワークショップの様子など、見ているだけで“自然と共生する暮らし“のヒントをもらえますよ。


いとしまシェアハウス内

そんな暮らしの知恵のひとつが、「木灰でつくるエコ洗剤」です。
さっそく体験キットを開封して、動画を見ながらチャレンジしてみます!

灰洗剤の体験キットを開封♪

届いたキットには、洗剤作りの要となる「木灰」をはじめ、ガラス瓶やじょうご、ヘチマたわしまで入っています。
もちろん、おなじみの「三ツ矢サイダー」も!



◯自宅で用意するもの



・エプロン(または汚れてもいい服)
・マスク
・キッチンペーパー
・お湯を沸かす鍋やケトル

さっそく灰洗剤づくりスタート!

下準備
・お湯を用意
60〜80℃のお湯を沸かしておきます。熱湯は、瓶が割れる可能性があるため注意!



・身支度
エプロン、手袋、マスクを着用します。
灰洗剤は強アルカリ性のため、直接ふれると肌を傷つけるおそれがあります。作業の前に、エプロン、手袋、マスクを着用しましょう。肌を守るだけでなく、舞い上がった灰を吸い込まないためにも大切です。

作り方
1. 小さい方の瓶に木灰を入れ、ぬるま湯を瓶の首まで注ぎます。



2. フタを閉めて、瓶をゆっくり振って混ぜましょう。あとはそのまま、1〜3日ほど置いておくだけ。



お湯にアルカリ成分がゆっくり溶け出し、灰が少しずつ沈んでいくのを待ちます。
その時間さえ、なんだかスローで心地いいですね♪


3. じょうごにキッチンペーパーを敷いたら、灰洗剤の上澄みをゆっくり注ぎます。透き通った液だけを取り出せば、灰洗剤の完成!



ちょっとこぼれちゃいました(汗)。ペーパーの端を内側に折っておくと、液を入れたときに垂れずにきれいに濾せますよ。
下に沈んだ灰はそのままにしておきましょう。濾した液は洗剤に、残った灰は後でお掃除用の研磨剤として使えちゃうんです!無駄がないのがエコで素敵ですよね。

さあ、いよいよ灰洗剤を実際に使ってみます!

驚きの洗浄力!灰洗剤でレンジ掃除&洗濯にトライ

完成した灰洗剤はアルカリ性なので、油や皮脂汚れに強いのが特長です。
その力を試してみたくて、今回は電子レンジの庫内掃除に使ってみます。

水500mlに小さじ1杯ほどの灰洗剤を混ぜてスプレーボトルに入れ、庫内に吹きかけ15分ほど放置。



ペーパーで拭いてみると…こびりついていた油汚れが浮き上がって、力を入れなくてもツルン!と落ちました。



自然由来の成分でありながら、しっかり汚れを落としてくれるのが頼もしいですね!

灰洗剤は、洗濯にも活用できますよ。
水30Lに対し大さじ1杯の灰洗剤を入れれば、通常の汚れなら十分に落とせます。



頑固な皮脂汚れには、15倍ほどに薄めた灰洗剤でつけおき洗いがおすすめです。

残った灰は「研磨剤」として大活躍!シンクをピカピカに

瓶の底に残ったペースト状の灰は、研磨掃除におすすめだそう。
スポンジに小さじ1杯ほど取り、シンクをやさしくクルクルとこすると…。



泡立ちはありませんが、汚れがすっと落ちていく感触が。
水でしっかり流すと、ステンレスが光を返すようにピカピカになりました!


右半分が灰で磨いたところ、左側は磨いていません。明らかに輝きが違います!

同封されていたヘチマたわしは、軽い汚れなら水だけで食器洗いができる優れもの。
使い終わっても自然に還る素材なので、罪悪感なく使えるのがうれしいですね。



自然にやさしく、暮らしを楽しむヒントを得られた

灰洗剤でのお掃除や洗濯を体験して、自然に負担をかけずに日常の汚れが落ちることに驚きました。
今回の体験をきっかけに、自宅でも自然にやさしい工夫を取り入れたくなりました。



「三ツ矢青空たすき」のプログラムは、わたしたちも手を動かしながら、環境を大切にしつつ暮らしを楽しむヒントを見つけられる体験でした。
ぜひみなさんも、興味があるプログラムを見つけて、試してみてくださいね。

★「三ツ矢青空たすき」の詳細はこちら
https://mitsuya-aozoratasuki.asahiinryo.co.jp/

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