1. トップ
  2. リンパを流してスッキリ。脇のばしで首も肩も胃も軽くなる!“開脚の女王”の筋肉ゆらしストレッチ

リンパを流してスッキリ。脇のばしで首も肩も胃も軽くなる!“開脚の女王”の筋肉ゆらしストレッチ

  • 2025.11.17

リンパを流してスッキリ。脇のばしで首も肩も胃も軽くなる!“開脚の女王”の筋肉ゆらしストレッチ

「開脚の女王」として知られるヨガ インストラクターのEikoさん。ミリオンセラーを記録した前作に続き、最新刊『引き締まる! 若返る! 体がかたい人のための 1ポーズ筋肉ゆらしストレッチ』(集英社刊)が話題です。体のかたさを感じている人でも無理なくできて、「気持ちいい!」を実感できる! 第4回は、「肩・脇のばし」で首や肩のこり、胃の調子を改善します。

脇をのばすとリンパの流れがよくなる

ふだんから前かがみの姿勢になっている人は多く、巻き肩になっています。猫背のままでいると、内臓が圧迫されて、スッキリしません。また腕の動きが少なくなるので、脇や肩甲骨の内側を中心とした背中もかたくなっています。

肩・脇をストレッチすると……

肩の前側をのばしてゆるめることで、背筋がのび、自然な状態で肩が後ろに開いてストンと落ち、姿勢がよくなります。脇をのばすことで脇のリンパの流れがよくなり、首や肩のこりがほぐれて、胃の調子がよくなる効果が期待できます。腰をのばすと、腰痛の改善につながり、腰まわりが軽く感じられます。

基本のストレッチ【肩・脇のばし】

肩の前側がじんわりとあたたまってくる程度に動かします。

【1】壁に向かって斜め45度の角度に立つ。

【2】壁に近いほうの腕を肩の高さに上げ、肘を直角に上げて、手を壁につく。

【3】片方の脚を前に踏み込んで(膝が曲がるくらい)、腕を上げているほうの肩の前側をのばす。

※左右を入れかえて、同様に行う。

Eiko式 筋肉ゆらしストレッチの3ポイントとは?

【ポイント1】
ストレッチをしながら、上半身やおしりをゆらす

筋肉ゆらしストレッチといっても難しく考えないでください。万人向けのストレッチをしながら、上半身やおしりをゆらすことで、余分な力が抜けて、気持ちよさを感じながら、体を楽にのばすことができます。

【ポイント2】
痛みを感じるところまで、のばさない

息が止まるほど頑張って体をのばそうとすると、筋肉や関節に過度な負担がかかって痛めてしまうことがあります。ゆらしながらストレッチをすると、無理にのばしすぎることがなく、自分にとってちょうどいい位置までのばすことができるのです。

【ポイント3】
自分の体に合った動きをする

できない動きは無理にしないでください。膝や肩が痛ければ、膝を曲げたり、腕をのばしたりすることは避けましょう。他の箇所のストレッチをしながら、痛みがないときに、様子を見ながら自分に合った動きをしてください。時間をかけながら、体全体を少しずつ整える気持ちでいきましょう。

イラスト/早瀬あやき

※この記事は『引き締まる! 若返る! 体がかたい人のための 1ポーズ筋肉ゆらしストレッチ』Eiko著(集英社刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

元記事で読む
の記事をもっとみる