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【Teva】のシューズが旅の相棒。五色沼ハイキング、猿と遭遇できるお宿と「裏磐梯」を大満喫!

  • 2025.11.16

ここ数年、登山がブームになっているって知っていますか? きっかけはコロナ禍だったらしいのですが、その人気は現在もうなぎのぼり。筆者の周辺でも登山が趣味になった友人が増えたように感じます。思い起こせば、幼少期は山好きの両親にいろんなところに連れて行ってもらいました。それなのに10代後半から自称・シティガールになり(笑)、基本的には街に生息。夏限定で海派になるものの、山とは無縁の生活を続けてきました。
 
が、なぜか最近、無性に山が気になるんです。とはいえ、いきなり登山はハードルが高いので、ハイキングから始めたいなと思っていました。そんなときに、【Teva】から「うちのシューズをはいてハイキングに行きませんか? 」という魅力的なお誘いをいただいたんです。しかも筆者の思い出の地、裏磐梯(うらばんだい)にある「五色沼」に行くとのことだったので、「行きたいです! 」と即答しちゃいました(笑)。
 
というわけで、【Teva】のシューズと共に「五色沼」ハイキングを楽しんできたので、その様子をレポートしたいと思います。大自然に囲まれたホテルも最高だったので、併せてチェックしてみてくださいね!

東京から約2時間。東北新幹線「やまびこ」で、いざ裏磐梯へ

久しぶりの東北新幹線に、乗る前からテンションが上がります!

裏磐梯にある「五色沼」があるのは福島県北塩原村。日本百名山である磐梯山の北側を指します。裏磐梯は筆者の母の故郷で、小学校のころは毎年夏に長期滞在していた思い出の地。とにかく自然が豊かで、夜はすごくキレイに星が見えるんですよね。釣りやキャンプ、スノーボードといったアクティビティも盛んで、近年はアウトドア好きから熱視線を集めるスポットでもあります。
 
というわけで、東北新幹線「やまびこ」に乗って裏磐梯へ。東京から郡山は約1時間20分、郡山からは在来線のJR磐越西線で宿がある猪苗代まで約37分。トータルで2時間弱の電車の旅になります。幼少期はすごく遠く感じましたが、意外と近いことにびっくり。これなら気軽に遊びに行けますよね。

新幹線での駅弁ランチはこちら。いろいろ迷った結果、お酒好きがバレるラインナップになってしまいました(笑)

郡山からのJR磐越西線もすごく魅力的で、福島有数の絶景路線でもあるんです。会津盆地から山岳地帯へと続く車窓も素晴らしく、到着する前からワクワクしましたし、すごく癒やされました。鉄子じゃなくても心躍るはず!

JR磐越西線は単線なのもイイんです。都心では見られない自然豊かな光景に感動して、思わず先頭車両から撮影してしまいました(笑)

「五色沼」へのアクセスも◎。北欧の別荘のように心地よくおしゃれな「HOTELLI aalto」に宿泊

三角屋根がかわいい♡ 夜に中庭に出てみたら、満天の星を見ることができました!

今回のお宿は、標高800mにある「HOTELLI aalto(ホテリ アアルト)」。福島県・山形県・新潟県にまたがる磐梯朝日国立公園内に位置し、五色沼からわずか2kmと旅の拠点としても絶好のロケーション。ちなみにフィンランド語で”HOTELLI”はホテル、”aalto”は波の意味。厳しい自然の中で豊かに暮らす北欧のライフスタイルと、自然を敬う日本人の心をつなげたいという思いが込められているそうです。
 
 
「HOTELLI aalto」は築40年の山荘をリユースしたサステナブルな宿でもあり、内装に地元産の上質な杉を多用しているのも見どころ。さらにインテリアも必見で、【ハンス・J・ウェグナー】のチェアや【アルテック】のスツールといった北欧の名作家具を採用。これは長く厳しい冬を部屋で楽しく過ごすために、家具の心地よさにこだわる北欧にならっているそうです。

筆者が宿泊した宿がこちら。木を基調にした温もりあるインテリアも素敵で、すごく落ち着く空間でした!

裏磐梯の豊かな自然を眺めながら入る温泉も格別♡ 敷地内にある沼のほとりから源泉が湧き出ているそう

地元の食材をふんだんに使った料理が絶品♡朝は窓の外にかわいい訪問者が!

盛り付けも美しく、目でも楽しめました♡

「HOTELLI aalto」は、基本的にオールインクルーシブなところも見どころ。地元の食材をふんだんに使用した料理はもちろん、福島の地酒などの飲みものもフリーで楽しむことができる、酒飲みにうれしい宿でもあるんです。お部屋の飲みものもフリーですし、ラウンジでゆっくり楽しめるのも最高♡
 
ディナーもこれまた最高で、お箸で食べるジャパニーズフレンチを堪能。相馬原釜漁港で水揚げされた真鯛を使ったムニエルから会津山塩をつけた目光のフリットまで、全8品もあったのですが量もほどよくてペロリと平らげてしまいました! 福島の地酒との相性も抜群でしたし、お酒とのペアリングも存分に楽しめるのは、オールインクルーシブならではですよね。

スパークリングワインから日本酒まで、いろいろなお酒を好きなときに楽しめますよ!

写真ではわかりづらいですが、横切った猿はけっこう大きくてかなりの迫力でした!

次の日、ベッドからぼんやり外を眺めていたら、窓の外を毛のかたまりが通っていったんです。びっくりして見てみると、なんと野生の猿! そのときの写真は残念ながら収められませんでしたが、初めて猿の赤いお尻を間近で見ました(笑)。そして反対側の屋根を見てみると、そこにも猿の大群が! お母さんと子猿がいたり、毛づくろいしている猿がいたり。どうやら日向ぼっこしていたみたいですが、リラックスムードの猿になんだかほっこり♡。
 
ハイキングの準備をしていたらいつの間にかいなくなっていたので、時間限定で日向ぼっこをしにきているのかもしれません。ちなみに筆者が見たのは朝の8時前後。そのくらいの時間に窓の外を見たら、野生の猿と遭遇できるかも!

猿ってかわいいですね♡ 見ているだけですごく癒やされました!

旅の移動は【Teva】の「ReEmber Camp」で。リラックスしたはき心地が味わえます!

「ReEmber Camp」¥11,000(teva)

今回の旅の足元に「ReEmber Camp(リエンバーキャンプ)」をチョイスしたのですが、これが大正解。とにかくリラックスしたはき心地で、快適に過ごすことができたんです。筆者が気に入ったポイントもいくつかあったので、そちらについても解説していこうと思います。
 
まず気に入ったのは、かかとを踏んでもはけるステップダウン仕様になっていること。まるでスリッパのように楽にはけるので、朝食に行くときなどホテル館内を移動するのにも便利でした。フッドベッドはクッション性に優れているし、調整可能なストラップでアッパーのホールド感も調整できるし、もちろんはき心地もバッチリ!
 
キルティングのアッパーは中綿入りで足あたりがよく、ふかふかとしたはき心地はヤミツキ必至。しかも撥水仕上げで水の侵入を防いでくれるので、雨や雪の日も活躍するのもうれしいですよね。それでいて見た目はシンプルですっきりしているので、街コーデにも取り入れやすいですよ。

かかとはフェルトのような生地なので、素足ではいても気持ちよさそう

今回の旅の着こなしがこちら。かなりワイドなチノパンをセレクトしましたが、このシューズはボリューム感が絶妙なので、あらゆるボトムスと合わせやすいはず

あえて編みタイツを合わせてみました。シンプルなデザインなので、こんなミックスコーデを楽しめるのもイイですよね

自然が作り出した神秘的な湖沼と裏磐梯の雄大な景観が楽しめる「五色沼」でハイキング

裏磐梯の自然豊かなハイキングコースを歩くのは本当に最高でした!

今回の旅の目的であるハイキングに訪れたのは、2016年にミシュラン・グリーンガイドの一つ星に認定された「五色沼」。大小さまざまな湖沼の総称で、「五色沼湖沼群」が正式名称になります。ここは1888年に磐梯山が水蒸気爆発した際に発生した岩なだれが、川をせき止めたことで数百もの湖沼が形成されたそうです。「五色沼」というと5つの沼があるように感じますが、これはさまざまな色彩を見られることから名付けられました。天候や季節、見る角度、水中に含まれる火山性物質、さらには四季や時間帯によっても違った色に見えるといいます。
 
裏磐梯にはさまざまなトレッキングコースがありますが、今回伺ったのは「五色沼自然探勝路」。約4km、約1時間30分のハイキングコースです。コースの入り口は2カ所あるのですが、筆者たちは裏磐梯高原駅というバス停がある裏磐梯物産館側からスタートしました。

ハイキングルートはこちら。五色沼周辺は磐梯朝日国立公園の特別保護地区に指定されており、一切の採取行為が禁止されているのでご注意を

紅葉時期がベストシーズン。ハイキングの疲れも吹き飛ぶ「五色沼」の美しさに感動!

「五色沼」はどこも水がキレイ。柳沼も中の岩が見えるほど透明感でした

まずは柳沼からスタート! この沼の見どころは紅葉時期らしく、美しく色づいた木々が湖面に美しく映るそうです。筆者が伺った10月24日は少し色づいた程度でしたが、これはこれで美しかったです。何より感動したのは、青沼をはじめとする自然が作り出したキレイなブルーの沼。それぞれちょっとずつ色が違っていて、その違いを見つけるのも何気に楽しかったです。
 
裏磐梯は母の故郷でもあるので、「五色沼」にも何度か訪れたことがあるんです。幼少期は花より団子だったのでそのときの記憶はほとんどないですが、年齢を重ねたからでしょうか。今回はえらい感動して、なんだか心も洗われた気がします。都会は大好きだけど、たまにこういった体験も大切ですね。

筆者が気に入った沼をいくつかピックアップしてみました。左上時計まわりで、青沼、弁天沼、毘沙門沼、赤沼

途中で福島の銘菓で糖分補給。【Teva】のタンブラーには、裏磐梯のおいしい水を入れてみました

驚くほど軽くてはき心地も抜群!「Trailwinder Mid GTX」のおかげで久しぶりのハイキングも快適でした!

「Trailwinder Mid GTX」¥25,300(Teva)

突然ですが、みなさんは「Light&Fast Hike」をご存知でしょうか。どうやらアメリカの若者の間で流行っているらしいのですが、ジムに行く感覚で気軽にハイキングを楽しむスタイルのことらしいです。今回ハイキングのお供に選んだ「Trailwinder Mid GTX」は、「Light&Fast Hike」用に作られたモデル。トレイルとハイクに必要な機能を融合させたハイブリッドなシューズで、軽量でクッション性などにも優れ、快適なはき心地を提供してくれるそうです。
 
このときが初おろしだったのですが、あまりの快適なはき心地に驚きました。スニーカーでもはき始めは90%の確率で靴ずれする筆者にとって、これはかなり珍しいこと。しかも驚くほど軽くて久しぶりのハイキングを楽しむことができました。ソールはけっこうな厚みがあるので盛れますし、インナーにGORETEX を使用していて防水性が高いのもうれしいポイント。それでいてスマートなフォルムなので、すっきりした足元が演出できるので、街でも使いやすい1足だと思いました。

アウトドアとは無縁の生活を送っているので、ハイキングっぽく見えそうなアイテムをかき集めてスタイリングしてみました。ソックスとパンツのバランスが微妙ですが、そこはご愛嬌で(笑)

【エーグル】の2WAYナップサックは、ハイキングの相棒にも最適でした!

最後に一緒にハイキングしたメンバーで記念撮影!

久しぶりに訪れた思い出の地、裏磐梯を大満喫できた今回の旅。ホテルも五色沼も最高でしたが、何より【Teve】の万能っぷりに驚きました。街から山まで網羅できるスタイリッシュな見た目なのに、優れた機能も数多く搭載されているなんて理想的。今後も【Teve】のシューズを相棒に、定期的にハイキングに訪れたいと思っています!

text:KYOKO CHIKAMA

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