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「さようなら陸上部」と退部宣言の渾身の一投がまさかの大会新記録!?漫画みたいな展開に読者も熱狂!【作者に聞く】

  • 2025.11.15
無気力中学生の一大プロジェクト!!! 取材協力:むめい(@mumei10101)
無気力中学生の一大プロジェクト!!! 取材協力:むめい(@mumei10101)

学校の部活動は、学校によっては入部必須だったという人も多いだろう。とはいえ、誰もが部活をやりたいというわけでないもの。X上で、3.3万件を超える「いいね」が寄せられたエッセイ漫画「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」は、やめるつもりで陸上部に入部した中学生時代を描いた体験談だ。作者は自身の思い出をコミックエッセイとしてSNSやブログで描く漫画家のむめい(@mumei10101)さん。反響を受け、作者のむめいさんに本作で描かれたエピソードについて話を訊いた。

読者から「才能しかない」「熱い展開すぎ」などの声が多数!

「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」01 むめい(@mumei10101)
「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」01 むめい(@mumei10101)
「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」02 むめい(@mumei10101)
「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」02 むめい(@mumei10101)
「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」03 むめい(@mumei10101)
「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」03 むめい(@mumei10101)

作者のむめいさんが通っていた中学校では部活動が必須だったという。できれば入部せずに過ごしたいと考えていたが、友人のすすめで「3カ月後には退部してみせる」つもりで陸上部に入部した。数週間後、サボる計画を立てていたところ、顧問に先輩との砲丸投げ練習を命じられる。威圧感のある先輩に最初は怯えたものの、優しくしてくれたため退部のタイミングを逃してしまう。気づけば5カ月が経ち、最後の大会でまさかの大会新記録を出し、さらに1年間陸上部を続けることになった…。

そんな本作「無気力中学生の一大プロジェクト!!!」を描いたきっかけは、過去に体験入部をテーマにした作品を発表した際、読者から「結局、何部に入ったの?」というコメントが寄せられたことだったという。むめいさんは「いつか陸上部に入ったことも描こうと思っていました」と振り返る。また、「すぐに描かなかったのは、ほかに描きたいものがあったから後回しになった気がします」と話し、結果的に2年越しの後日談として同作が形になったという。

むめいさんといえば、著書「へたくそなのに泣くほど笑える! カッラフルなエッッブリデイ」でも知られるように、独特な画風が魅力の1つだ。同作では、先輩の顔が砲丸と重なる場面など、印象的な描写が際立っている。

作画の変化について、むめいさんは「昔よりも漫画のコマを大きくするように変えました」と語り、「小さなコマでは描ききれない絵や背景の色使いもいろいろと遊べるので楽しいです」と、創作を重ねるなかで、表現の幅がさらに広がっていることを教えてくれた。

同作と合わせて、爽快に描かれた前作の体験入部での失敗談もぜひ読んでみてほしい。

取材協力:むめい(@mumei10101)

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