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NHK党・齊藤議員が立憲・杉尾議員に宣戦布告!「私の名誉より総理の名誉」「発言の訂正を」会派離脱めぐりSNSで決死の「長文」反論

  • 2025.11.14

SNSでNHK党議員と立憲議員のバトルが勃発

SNSでNHK党議員と立憲議員のバトルが勃発
SNSでNHK党議員と立憲議員のバトルが勃発

参議院予算委員会での政治的な追及が、議員同士の異例のSNSバトルへと発展しています。立憲民主党の杉尾ひでや議員が「自民党はNHK党と組んでいた」と追及したのに対し、齊藤議員は「私は無所属として組んでいただけで、追及は虚偽書類によるデマだ」「発言の撤回を求める」と猛反発したのです。

立花氏逮捕から「所属の定義」論争へ

論争の発端は、政治団体「NHK党」所属の齊藤健一郎参議院議員と自民党との会派関係の解消にあります。齊藤議員は、自民党の会派に所属していましたが、立花孝志党首の逮捕という事態を受け、「自民党のイメージに悪影響を与えかねない」と判断。自ら2025年11月11日に会派解消を表明しました。

国会での追及と論点のねじれ

【11月12日】予算委員会で杉尾議員が高市総理を追及

齊藤議員の会派解消表明の翌日である12日、立憲民主党の杉尾議員は予算委員会で、高市早苗首相に対し、齊藤議員は「無所属ではない。NHK党と組んでいる」と追及しました。この追及は、「自民党が、イメージの悪いNHK党と会派を組んでいる」という解釈を国民に印象づけるものでした。高市総理が「会派結成は事実無根」と答弁したことで、世間に「そもそも会派とは……?」という矛盾と不信感が生まれました。

【11月14日】齊藤議員・杉尾議員がSNSで応酬

齊藤議員は、「国会の仕組みをご存じない方が、会派について誤解し“なんとなく”で批判してしまうのは理解できます。しかし、国会議員である立憲杉尾ひでや議員が、虚偽の書面を基に総理を陥れる目的で質疑をする行為は看過できません。 国会という『公の場』で事実と異なる内容を提示することは、議会制民主主義の根幹を揺るがす重大な問題です」、続けて「自民党とNHK党の”共同会派そんな事実はありません。総理へ提示した“共同会派の証拠”と言われる書面の提示を国民へあきらかにしてください。 対応いただける”期日”をお示しいただけると幸いです。」と投稿。

この投稿に対し、杉尾議員も応戦。「一昨日の参院予算委員会で、自民党とNHK党の共同会派を巡って高市総理に行った私の質問についてNHK党の齊藤健一郎副党首がSNSで批判していますが、事実無根でありキチンと対応します」と反論し、「証拠合戦」が同時に展開されました。

「NHK党」か「無所属」か

今回の論争の核心は、高市総理の「事実無根」答弁と齊藤議員の「虚偽書類」という主張が、「所属が『NHK党』か『無所属』か」という定義のズレに端を発している点です。

杉尾議員の追及に対し、高市総理は「会派結成に関するご指摘は事実無根」と答弁しました。 総理の答弁は、「不正な手段や目的をもって会派を結成・運営した事実はない」という、法令に基づいた適正性を主張するものです。

一方、齊藤議員の「虚偽書類」という反論は、「あなたの持ってきた証拠自体がウソだ」という、追及側の証拠の信頼性に焦点を当てています。

政治的倫理と法的定義の乖離

齊藤議員と高市首相が「会派結成は事実無根」と主張する最大の論拠は、齊藤議員が「無所属」という立場だった事実にあります。齊藤議員は、「無所属」として組んだのであり、「NHK党と自民党が公式に手を組んだ会派は存在しない」という、法的・厳密な定義を盾に、追及が技術的に誤っていると主張。一方、この法的に問題なくてもイメージの悪くなった団体と協力しているという行為こそが、政治的道義上の問題として杉尾議員から追及されることになったのでしょう。

齊藤議員がSNSで「本音」を語る

齊藤議員はさらに、SNS投稿を更新。この倫理的な問題と会派離脱の背景について、自らの言葉で詳しく言及しました。

●「私の名誉より総理の名誉」が判断基準

齊藤議員は、まず自らの会派離脱の理由について、「我が党のイメージが悪いことは理解している」と正直に認めました。立花党首の逮捕を受け、「このままでは自民党のイメージに悪影響を与えてしまう」と考えたため、自ら離れる判断をしたと告白しています。齊藤議員は、会派と政治団体は「法的には別物」だが、「一般的な感覚では同じと思われても仕方がない」ことを承知の上で、総理や自民党に迷惑をかけないために身を引いた、と強調しました。

●「事実に基づかない質疑は看過できない」

その上で、齊藤議員は国会での質疑は「なんとなくのイメージ」ではなく「事実」で語らなければならないと強調。杉尾議員が「正式ではない書面を基に、総理に質疑を行った」ことは、「国会の品位や信頼性を損なう、極めて重大な問題だ」と徹底的に批判しました。齊藤議員は、「自分の名誉」よりも「総理・政権の名誉」、そして「国会の信頼」を守ることを最優先に行動しているとして、正式に発言の訂正を求めています。

今後の焦点は…真偽解明と国会の信頼回復

今回の騒動は、重要な政治課題の追及が、SNS上で議員同士の激しい応酬という形で国民の目にさらされる、異例の展開となっています。この追及は、法的には問題のない行為(会派結成)を巡るものであり、野党による「倫理的透明性の欠如」を突いた政治的揺さぶり側面が強いと見られます。

しかし、杉尾議員が提示した書類の真偽が証明されていないことで、論争は「政治の透明性」を問うものから、「追及側の信頼性」を問う展開へと変質しています。この論争が単なる政治的駆け引きで終わるのではなく、杉尾議員による証拠の公開、または国会による正式な検証を通じて、政治の透明性、確保する真実の追求に繋がるのかーー。その行方が引き続き注視されそうです。

(LASISA編集部)

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