【検証】グレープフルーツが秒で“つるん”とむける！？噂のテクを試してみたら⇨速攻でつるつるの実が味わえた！

グレープフルーツやオレンジなどの柑橘フルーツはいつ食べてもおいしいけれど、「皮が硬くてむきにくい」「白いワタが残って口当たりがイマイチ…」という悩みもつきものですよね。

でも実は、あるひと工夫をするだけで、あの頑固な皮がつるんとむけて、果肉を気持ちよく味わえるようになるという噂が！本当に効果があるのか、実際に試して検証してみました。

さて、さっそく裏ワザですが、やり方は簡単。「フルーツをゆでる」だけです。

「ゆでちゃって大丈夫？」と思うかもしれませんが、心配無用。このひと手間を知ったら、もう元のむき方には戻れないかも！

まずは比較のために、そのまま皮をむいてみると…やっぱり皮はカチカチ。親指に力を込めないと入らず、むいても白いワタがしっかり残ってしまいました。

まず最初に鍋にたっぷりの水を入れ、火をつけて湯を沸かします。中に入れるグレープフルーツが半分浸かるくらいの水量にしましょう。

湯が沸いたら、鍋の中にグレープフルーツを入れます。一見すると、フルーツをゆでる写真ってかなり変ですよね。いきなりお湯に入れられたグレープフルーツもびっくりしたことでしょう…。

グレープフルーツを湯の中に入れたら、ふたをして3分ゆでます。

ゆで上がったグレープフルーツをお玉などですくい、水が入ったボウルに1分間ほど入れて冷まします。

急にゆでられたと思ったら、今度は水風呂に入れられて、グレープフルーツもたまったもんじゃないですよね。

冷めたグレープフルーツを取り出し、いつものように親指を皮に差し込んだところ、指がスルスルっと中に入ると同時に、皮も一緒につるんとむけるではありませんか！

あまりのスムーズさに一瞬「何の皮をむいていたんだっけ？」と考えてしまうほどで、驚きと感動が一度に押し寄せてきました。

これはスゴイ！！このつるんと感、クセになります。

ゆでたものとゆでなかったものの結果は一目瞭然。左側のゆでなかったものは、白いワタ部分がかなり残っていて、まだここから白いワタとの闘いが続きそうですよね。

一方で右側のゆでたものは、もうこれ以上白い部分は取れませんというくらいつるんとキレイに皮がむけて、このままパクっと食べられるくらいの美しさです。

でもなぜゆでると皮がむきやすくなるんでしょうか。それは、白いワタや薄皮部分にふくまれるペクチンという成分にポイントがあるんです。

ペクチンは、本来皮と実の部分をくっつけるような役割をしているのですが、加熱することでペクチンが分解されることで皮が外れやすくなるんだとか。

ちなみに薄皮もこんなにつるんとキレイにむけました♪

正直なところ、「皮をむくためにフルーツをゆでるってどうなのよ…」「ほんとにゆでるだけで皮がむけやすくなるの？」と不安に感じていたのですが、いざやってみると想像を超えた結果で、もうこれからは茹でずして食べることはできません。

ゆでても中まで火が通らないから栄養価は変わらず、味もおいしいままなのがさらに嬉しいポイントです。皮が厚いグレープフルーツは3分茹でますが、フルーツの皮の厚さによってゆで時間の調節を。

グレープフルーツやオレンジ以外にもレモン、さらにはモモなどでも使えるワザなので、ぜひいろいろなフルーツでこの感動を味わってみてください！

取材・文／JUNKO、暮らしニスタ編集部 ※記事を再編集して配信しています。