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いつもの「もやし炒め」が生まれ変わる!お店級シャキシャキ食感に変わる〈たった2つの裏ワザ〉

  • 2025.11.14

お給料日前の強い味方「もやし」。安くてボリュームも出せる優秀食材ですが、「炒めるとベチャッとして、お店みたいなシャキシャキにならない…」なんてお悩み、ありませんか?そんな人にぜひ試してほしいのが、たったひと手間で食感が劇的に変わる裏ワザ。下処理の段階でちょっと工夫するだけで、家でもあのシャキシャキもやしが楽しめるんです!

まずはもやしを50℃のお湯に1分浸す

1. ボウルに50℃のお湯を用意する
ボウルに水を入れ、同量の沸騰したてのお湯を加えると、ほぼ50℃前後になります。

2. 50℃のお湯にもやしを1分浸す
そこにひげ根を取ったもやしを入れ、約1分浸します。

3. ざるにあげ、もやしの水気をしっかりきる。
ここでポイントとなるのが「50℃」。この温度はもやしが水分をほどよく吸収し、内側からハリのある状態に整えてくれる温度なんです。このひと手間で、シャキッと感のベースが作られます。

次にもやしにオイルをからめる

ポリ袋などに1のもやしを入れ、100gのもやしに対して小さじ1ほどのサラダ油を加えます。

サラダ油がもやし全体にからむように袋を上下左右に振ります。

こうすることで、サラダ油がもやしの表面をコーティングし、水分の蒸発を防いだり、加熱したときに熱が伝わりやすくなる効果があります。

裏ワザは以上です。「え、それだけ?」というくらい簡単ですが、仕上がりに差が出るので侮れません!

裏ワザのあり、なしの違いを「もやし炒め」で比較してみました

2つの裏ワザで、どれくらいシャキシャキ効果が違うのか、実際に料理を作って食べ比べてみました。

【材料】(1人分)
もやし…100g
サラダ油…小さじ1
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1
ごま油…小さじ1
こしょう…少々

今回はとってもシンプルな味付けのもやし炒めを作ります。

【作り方】
まずは裏ワザのもやしを使ったバージョンです。

1. フライパンにサラダ油を入れて強火で1分炒める。
サラダ油を熱したフライパンに裏ワザのもやしを入れて強火で1分炒めるだけ。

ここでもう一つ大切なのは、しんなりするまで炒めないこと。余熱でどんどん火が入り、しんなりしすぎて残念な食感になってしまうのもありがちな失敗パターン。

また、裏ワザでサラダ油をまぶしているので、さらに火が入りやすくなっています。たった1分で大丈夫?と思うかもしれませんが、まだ生っぽいかなぁと思うくらいでOKです!

2. 調味料を加えてさっと炒め合わせる。
1のもやしにめんつゆ、こしょう、最後にごま油を加えてさっと炒め合わせれば完成です。

もうすでにもやしには火が入っているので、本当に調味料を合わせるくらいのイメージで。トータル2分もかかっていません!

同じ工程で、裏ワザを使っていない、ただ水で洗っただけのもやしでももやし炒めを作ってみました。

さて結果は?

右側が裏ワザありのもやし炒め、左側が裏ワザなしのもやし炒めです。見比べてみると、全体的に左の方がくたっとした感じで、いつも見慣れている出来上がり…。

実際に食べてみると、裏ワザの方は、噛むたびにシャキシャキという音が聞こえてくるくらい歯ごたえがよく、これぞもやし炒めというおいしさです!かなりお店で味わえる食感に近いかも!?

味もめんつゆがしっかりもやしにからんで、ひと口食べると箸が止まりません。

一方、裏ワザなしの方は噛んでも期待するようなシャキシャキ感はほとんどなく、なんとなく水っぽくて味がぼんやりした感じでした。

あんなに簡単な裏ワザだけで、ここまで違うとは!裏ワザ効果テキメンです☆

50℃洗いと油からめで、もやしは格段においしくなる!

案価で調理も手軽な「もやし」。でも、本来のおいしさを味わうのがなかなか難しい食材でもあります。

「えっ、そんなことでそこまで違うの!?」と疑いたくなるかもしれませんが、これはやってみたら必ず効果を実感できるはずです。今まで家庭でおいしいもやしに出会えていない人は、ぜひ試してみてください。

取材・文/JUNKO、暮らしニスタ編集部 ※記事を再編集して配信しています。

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