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街ナカホテル「OMO5 金沢片町 by 星野リゾート」で、金沢の歴史&伝統文化にどっぷり浸る旅

  • 2025.11.13

北陸の人気No.1の旅先といえばやはり石川県金沢市。2022年の開業以来「金沢に暮らすようにくつろぎながら、金沢の新たな魅力に浸れる」と大人気の「OMO5 金沢片町 by 星野リゾート」に滞在し、金沢の伝統文化にたっぷり触れる1泊2日の大充実の旅をレポートします!

ホテルは金沢の街を大満喫できる好立地に!

どこを旅するにもホテルの立地って大事ですよね! 金沢など歩き回って食も文化も買い物も…いろいろ体験したい旅ならなおさら、徒歩圏内の充実度、さらにバスなど公共交通機関の便利さなども考えてホテル選びをしたいもの。
 
今回うかがった「OMO5 金沢片町 by 星野リゾート」は、約400年もの歴史を誇り日本最古の商店街ともいわれている「片町商店街」に位置し、北陸随一のグルメタウンともいわれる好立地。金沢のグルメのみならずアート、伝統工芸や歴史文化を堪能できるスポットが徒歩圏内に多数。街を楽しみ尽くすためのサービスも充実しているのが魅力です。金沢駅からはバスで約10分(香林坊駅下車徒歩約4分)と、駅からのアクセスも良好。

滞在中活用しまくりたい、ご近所マップも必見

エントランスを入り1Fのパブリックスペース「OMOベース」には。ホテルのご近所の魅力的なスポットが紹介された「ご近所マップ」が。街をこよなく愛するスタッフの方々が実際に足を運び、おすすめしたいスポットをまとめたもの。食通や業界人が足を運ぶ知る人ぞ知るお店や、ツウな飲食店、伝統工芸品を扱うお店など、すべて徒歩圏内で行けるスポットなので、滞在中のさらなる充実度アップにひと役買ってくれそう!

館内にちりばめられた、金沢のさまざまな伝統工芸品も必見! 「あ、これも!」と見つける楽しさも。お土産コーナーにはセンスのいい厳選されたお土産ものもそろっていているのもポイント高いと思いました。

客室はコンパクトながらも使い勝手抜群の居心地いい空間!

客室はニーズに合わせて6タイプ、全101室あり、今回は「クイーンルーム」に宿泊させてもらいました。入り口で靴をぬぎ、スリッパなしで寛げるスタイル。広々としたクイーンサイズのベッドに、作業スペースとしても使える大きなデスク付き。PC作業もこなしながらの滞在にもぴったり。バスルームにはもちろんバスタブがあり、洗面台も広々。ベッドの下にはトランクが収納できるスペースもあり、長期滞在にも◎。

スーペリアルームには洗面台が2つあり!

スーペリアルームはツインベッドに洗面台がふたつ、バスタブつきバスルームつき。洗面台がふたるあるのは朝の準備の際に渋滞しなくて済むし、ありがたい気遣いですよね! 女子旅に、親子旅に、カップル旅にもおすすめです。ほかにも家族旅・グループ旅におすすめの定員5名でキッチン付きの客室「OMOハウス」も人気だそう。

客室内にも金沢らしさを感じる仕掛けが

すべての客室に、オリジナルデザインの九谷焼のそばちょこや、雪つりデザインのクッションが配され、客室にいても金沢の文化に触れられるのもうれしいポイント。このかわいいそばちょこはフリーカップとして使用でき、お土産コーナーで販売も。旅の想い出にもぴったりです。

1Fにはランドリーやロッカーも!

ホテルの1Fには長期滞在時に役立つランドリー(有料)や、チェックアウト後の荷物預かりにも対応するロッカーも完備。アメニティは必要なものをピックアップするスタイルで、時代のニーズにフィットしたホテルだと再実感しました。

金沢の歴史・伝統文化に触れる その① 「加賀水引 津田」でアクセサリー作り体験

今回は金沢を愛するホテルのスタッフさんに事前に魅力的なスポットをうかがい、ホテルのアクティビティのほかにも、さらにスペシャルな体験を多々させてもらいました!
 
まずはじめは100年以上続く「加賀水引」の専門店「津田」さんへ。
水引というと結婚式のご祝儀袋でなじみがあると思いますが、ご祝儀袋はあくまでも平面。平たく折り畳まないボリューミーな華やかなフォルムで独創的な発展を遂げてきたのが「加賀水引」です。こちらのお店の創業者である津田左右吉さんという方が造形的な水引の結びを編み出し、全国に広まるきっかけを作ったのだとか。

もともとは結納などお祝いの品を献上する際などに、和紙を立体で折って包んで、立体的な水引で結んで飾り付け、美しい書を添えるのが「加賀水引」の流儀(写真左上)。店内には独創的で斬新すぎる水引作品の展示もあり、目を奪われます。加賀水引を応用した多彩な商品が並ぶ中、シックな黒のアイテムが並ぶコーナーが圧巻で印象的でした(写真右下)。

水引アクセサリー作りスタート!

加賀水引 津田さんでは事前予約制でアクセサリー作り体験が可能。まずはサンプルをチェックし、どのアイテムを作るかを決めます。今回はイヤリング&ピアスを作ることに。

水引は長野や愛媛など水がきれいなところに産地があるそうで、和紙を細く裂いて水を含ませながら縒っていきこよりを作り、糊などで固めたところに、色のついた色やフィルムを巻き付けて作られています。何十色も用意された中から、まずは使いたい3本をチョイス。

レクチャーしてもらいながら水引を結んで形を作っていく

もう一度やってみて、と言われても、なにがなんだかもうわかりません(笑)! が、丁寧にレクチャーしていただき、左右ふたつのお花ができました! 繊細でありながらも、しっかり結んでいかないとほどけてしまう&形がきれいに出ないので、かなり力を要する作業なことに驚きました。

自分だけのオリジナル作品ができあがり!

水引の端をカットし、ボンドでイヤリングやピアスの金具に固定させれば完成! 同じデザインでも色の組み合わせ次第、色の順番次第でも、無限大に印象変化可能。手先の作業が好きなライター門司、結び方は忘れてしまったのでもう一度習わないとですが、ハマり出したら抜け出せなくなりそうな楽しい世界です(笑)。

まるで売り物みたい!

最後は台紙にはめて、ケースに入れて持ち帰ることができます。私は母への誕生日プレゼントに。自分の手作りのアイテムが、リアルに売り物みたいな状態で持ち帰ることができるのがうれしすぎました!

ちなみに、ホテル内1FのOMOカフェ&バルでは、津田さんの手掛けられた水引のオブジェが多数飾られているので、要チェック!

金沢の歴史・伝統文化に触れる その② 「金沢片町味わいまっし散歩」でさらなる旅のアイディアをもらう

OMOといえば、コレコレ! 日本各地のOMOで開催している宿泊者限定の名物ローカルツアー。金沢を愛し、街を知り尽くしたOMOのスタッフ〝OMOレンジャー〟が、さらなる地元の魅力を前のめりにプレゼンしてくれるお散歩ツアーに参加してきました。
 
ホテルの近所を徒歩で巡りながら、金沢の食文化のルーツや食と伝統工芸のつながり、観光スポットの由来、レンジャーおすすめ&人気の食事処など、話を聞きながらのお散歩ツアー。宿泊者は無料で参加でき(10名限定/要予約)、このままここで食事をしたい、もっと店主の話を聞きたい、などのニーズがあれば途中離脱も可能。

参加者限定、人気和菓子店での試食も!

道中では人気の和菓子店「茶菓工房たろう」に寄り、参加者限定の至れり尽くせりな試食タイムも! 要予約とはいえ無料のアクティビティでこのサービスがついてくれるのはうれしい限り。「たろう」さんは、伝統的な和菓子の技術は残しながらも素材の垣根を取っ払い、コーヒー、ピーナツバター、チョコレートなどの素材を取り入れた斬新な和菓子が大人気。斬新なアイディアを盛り込んで作られたお菓子は、想定以上の新しいおいしさでした!
 
「金沢片町味わいまっし散歩」は金沢に何度も足を運んだことがある人でも、新たな発見があるはず! 金沢の奥深い魅力にさらに心躍るひとときでした。

金沢の歴史・伝統文化に触れる その③ 「金沢KOGEIナイトサロン」で伝統工芸に触れ、加賀棒茶&お菓子を味わう

19:00になるとホテルのカフェラウンジスペースに、のれんがお目見え! そこをくぐると…

なんとも幻想的で美しいい空間演出がお目見え! 「OMO5金沢片町」では伝統工芸が彩る空間でゆったりと加賀棒茶とお菓子がいただける「金沢KOGEIナイトサロン」が毎夜開催されています。

ホテルスタッフの方が丁寧に淹れてくれたお茶を、食べるのがもったいないくらい美しい宝石のような茶菓子といただく癒し時間。伝統工芸品に囲まれたノスタルジックな空間でお茶をたしなむひとときは、旅の想い出に刻まれるはず。
 
さらに今回は12月初旬から本格スタートするよりブラッシュアップされたナイトサロンをひと足先に体験させていただきました。

加賀棒茶の違いを知り、自分で淹れるスペシャル体験

ホテルの近所にある老舗茶店で指南を受けたホテルスタッフさんが、加賀棒茶の歴史や茶店ごとのこだわりなどについて説明してくれたあと、5種のお茶の香りをかぎながら好みのお茶を選びます。加賀棒茶とは石川県特産のお茶で、お茶の「茎」を焙煎して作られますもの。自然な甘みと香ばしい香りが広がるのが特徴で、焙煎の仕方や茎の部位により、香りも味わいも違ってくるのだとか。5種それぞれ全然違う! 私はキャラメルのような濃厚な甘みが魅惑的な、丸八製茶所の「加賀棒茶 ほうじたて」をチョイス。

お茶をおいしく淹れるポイントを教えていただき、お茶を淹れていきます。茶器や茶筒、ケトル、トレーなどすべてが厳選された石川県をはじめとする工芸品を使用。見た目の美しさはもちろん、機能性も備わった工芸品の数々、欲しい気持ちがあふれすぎて大変です!

提供されるセットは伝統工芸品づくめ! 輪島漆器の四十沢木材工芸「KITO」のトレーに小皿、輪島塗「田谷漆器店」のドキッとするほどなめらかな触感のカトラリー、お茶を飲むのに最適な「南景製陶園」の急須、さらにあえて無地の九谷焼「HANASAKA」の湯呑。「古都美」のほろっと優しい味わいのクッキーに、「茶菓工房たろう」のあえてそのままの餡を、自分で淹れた加賀棒茶とともに。工芸品の美しさ&温かみに触れながらの、おいしく心満たされる贅沢時間を満喫させてもらいました!
 
金沢KOGEIナイトサロン 19:00~22:00(21:30最終提供)
料金:1セット¥1,000(宿泊者限定)※自分でお茶を淹れる新規体験は有料

金沢の歴史・伝統文化に触れる その④ 輪島塗など贅沢な工芸品に合わせたコース料理で、石川の旬を味わう

OMO5金沢片町は夕飯を供するレストランは併設していないため、夕飯はホテルスタッフさんイチオシのお店へ。「すべては石川のもの」にこだわる「CRAFEAT」さん。

唯一無二の食体験がかなう2F席でコース料理を

「CRAFEAT」さんでは絶品のお料理、お酒をいただけるのはもちろん、高価で希少な輪島塗などの工芸品に触れながらとっておきの食事が楽しめるのが魅力。1F席は気軽に楽しめるアラカルト料理と日本酒を、2F席は要予約制で石川県の旬の食材をふんだんに使ったコースがいただけます。

「工芸品を日常にも使ってもらいたい」という想いを込め、使い方の提案も含めてコース料理を手掛けているのだとか。店内では工芸の17人の作家作品が扱われていて、実際に購入することも可能(1Fエントランス部分に展示スペースもあり)。
コース料理はその日の仕入れや季節により異なるそうで、とにかく絶対に再訪したい満足感の高さでした。この日は、毛ガニとシャインマスカットの白和えの先付からスタートし、加賀野菜の炊き合わせ。金時草を練り込んでほんのり紫に色づいたポテトサラダもユニーク。

さらに、能登のかぼちゃと甘エビのすりながし、のどぐろの刺身は加賀棒茶の香りで「これぞ金沢!」な香り高い燻製に。

たい焼きの中には、能登の鯛の昆布締めに、無花果やクリームチーズをまるで宝石箱のように詰めて…。お出汁も最高においしかった能登豚とごぼうの煮物には金沢のマスタードを添えて。メインは能登牛の炭火焼きにれんこんのすりおろしの揚げ出しに、石川県の郷土料理でもある治部煮のあんをかけて…。〆には鶏ガラと大野醤油を使ったスープのにゅうめん。そしてデザートは能登の酪農家さんのフレッシュミルクのアイスクリームに、能登の漆に見立ててた黒ごまの生チョコレート。
 
地元の素材を使いながらも、アイディアとセンスにあふれるお料理の数々に舌鼓。お腹も心もたっぷり満たされましたが、この変化球がありまくるコースをずっと堪能していたいと思ったほど。
 
1Fでは日本酒飲み放題もやっているそうで、なんと飲み放題でありながら工芸品の輪島塗のお猪口を選べるというスペシャル待遇! 1Fでさく飲みでも、2Fでしっぽりコースでも、とにかくなにがなんでも再訪したいと思います!

金沢の歴史・伝統文化に触れる その⑤ 「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」でアートを堪能

翌朝はホテルが手掛けるOMOレンジャーツアー「金沢21世紀美術館お散歩ツアー」に参加。SNS映えするレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」が言わずとも有名な美術館は、ホテルから徒歩でわずか5分の距離。「もっと美術館の魅力を伝えたい」という想いから、美術館とOMO5金沢片町のスタッフで試行錯誤を重ね、実施しているツアーなのだとか。参加費はこちらも無料(要予約)。美術館の設立までの背景やコンセプト、展示作品についてのディープな話をホテルスタッフのOMOレンジャーからうかがいながら、無料の交流ゾーンの作品を巡ります。
 
無料スペースだけでもかなりアートを堪能できるのに驚き! ツアーは美術館で解散なので、自由に思い思いの時間を過ごせるのもうれしいところ。
 
美術館は2027年から大規模リニューアルのため休館するとのことなので、金沢に行ったら今こそ見どきです!

金沢の歴史・伝統文化に触れる その⑥ 「野田屋茶屋」で加賀棒茶の魅力を深堀り!

チェックアウト後は、ホテルから徒歩5分の竪町商店街の中にある、江戸時代末期から5代続く老舗の「野田屋茶店」さんへ。こちらでは直火と砂煎りの2種の焙煎を合わせた、このお店ならではの焙煎方法で作られるお茶が人気。店主さんに焙煎方法のこだわりなどをうかがいながら、ティータイムを楽しんできました。

焙煎方法が異なる加賀棒茶の飲み比べ

「野田屋茶店」さんの加賀棒茶は2種。人気No.1は一番摘みの柔らかい茎のみを浅く焙煎して作った「極」(写真左)。香りがより高く、後口にほのかな甘みが広がるのが特徴的。さらにもうひとつの「薫」は、一番摘みの柔らかい茎を香り高く焙煎したもの。より香ばしさが感じられるバランスのとれたお茶。茶葉の見た目も、香りも、味わいにも違いがあり、飲み比べさせていただくのも有意義でした!

「ほっこり加賀棒茶パフェ」や「抹茶ぜんざい」「HOT加賀棒茶ラテ」など、金沢のお茶専門店ならではの甘味をいただき、さらに心が満タンに。

金沢の歴史・伝統文化に触れる その⑦ 職人技光る「金沢箔」の魅力に触れる

昭和初期に石川県金沢市で創業し、ユネスコ無形文化遺産「縁付金箔」の技術を守り、中尊寺金色堂や西本願寺などの重要文化財の修復に使用される金箔も手掛ける「箔座」さん。今回は特別に本社工場を見学させてもらい、金箔の職人技を目の当たりに。
 
「縁付金箔」とは400年以上の歴史がある伝統的な金箔で、手漉きの雁皮紙(がんぴし)で作られるため、金箔に和紙の格子目があるのが特徴です。金箔を作るのには金合金を作り、機械で打っていくのですが、その際に使う箔打ち紙の仕込みが最重要。手漉きの雁皮紙(がんぴし)を水や藁の灰汁・柿渋・卵白(注1)などに浸した後に絞りこみ、機械打ちしていきます。これを繰り返し、約半年間をかけて紙を仕込むのだそう。その紙を使って金合金を千分の1ミリから1万分の1ミリにまで伸ばして「箔」にし、また別の職人さんが竹枠で手早く裁断する「移し仕事」を……。この移し仕事(写真右)を実際に体験させてもらいましたが、簡単なように見えてかなり難しく、長年経験を積んだ熟練の技でしか美しい金箔は仕上げることができないことを再認識。

器やインテリアグッズ、アクセサリーなどに加えて、「箔座」さんでは金箔を用いた化粧品もラインアップ。「金箔がもたらす楽しさや高揚感とともに美しさを肌に届けたい」というコンセプトのもと、肌への効果とやさしさを追求したオリジナル美容箔「プラチナ金箔」を作り、スキンケアアイテムに使用しているのだそう。肌のハリやツヤをアップさせたい、みずみずしさと透明感が欲しい、というようなニーズにフィットする商品を多数発売。
気になる所にマスクのように貼り付けて使うスペシャルケア用の美容金箔「COSMETIC GOLD LEAF」は日本のみならず、海外からの観光客の間でも話題に。
プラチナ金箔入りの美容液「箔座の美 エッセンス」は、3種類のヒアルロン酸とWのコラーゲンが肌に豊かな潤いを与え、ホホバ種子油が肌を乾燥から優しく守り、皮脂バランスも整える効果が。実際こちらを試させていただきましたが、使う度キメが整い、明るさが増してくる実感あり!
 
「箔座」は金沢市内に直営店を何店舗かもつほか、金沢駅のお土産屋さんにも化粧品の取り扱いもありました。さらに日本橋にも直営店があり。伝統技術が詰まった金箔の魅力に触れに、ぜひチェックしてみて。

金沢の歴史・伝統文化に触れる その⑧ 300年の歴史ある市民の台所「近江町市場」で旬を食らう

ランチタイムには藩政時代から300年以上も続く近江町市場へ。約170店が軒を連ね、鮮魚・青果からカマボコ、総菜、豆腐、漬物、お菓子やお花まで、新鮮で品数豊富な食が揃うまさに市民の台所。活気あふれる雰囲気を味わうだけでも楽しいし、お店の方とコミュニケーションをとりながらのお買い物にもワクワクが止まらない場所です。
 
のどぐろの一夜干しやホタルイカのおつまみ、加賀野菜などを購入。そして市場内の人気寿司店「もりもり寿司」でランチを。整理券をとって待つスタイル、結構な人数が待っていましたが、意外と回転が早く待ち時間15分ほどで入店できました。北陸の旬の素材を中心に、鮮度の高いネタを適正価格でいただけて、大満足!

帰宅してからも金沢出張の思い出をしっかり嚙みしめて……

出張から戻った翌日は、金沢戦利品で夕飯を。近江町市場で買ってきたのどぐろの一夜干しを焼き、金時草のおひたし、石川県名産の黒無花果「黒蜜姫」とつるまめの白和え、ヘタ紫なすは金沢の郷土料理のオランダ煮、むかごは炊き込みごはんに。金沢駅の酒屋で買った日本酒とともに堪能。金沢の思い出にたっぷり浸る夜でした!
 
おいしい、楽しい、胃も心もしっかり満たされる金沢旅。歴史や伝統工芸に触れ、さらに金沢にハマり、再訪が楽しみになりました! 「OMO5 金沢片町 by 星野リゾート」に滞在したからこその、さらなる金沢の魅力への気づきに感謝です!

photo&text:NORIKO MONJI

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