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「本当に『ゾンビランドサガ』らしい!」劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』本渡楓インタビュー

  • 2025.11.12
本渡楓 写真01
ABEMA TIMES

10月24日(金)から劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』が全国公開されている。謎のアイドルプロデューサー・巽幸太郎によってゾンビィとして蘇った7人の少女が、佐賀県のご当地アイドル・フランシュシュとして奮闘する様が描かれる人気シリーズで、2018年10月の『ゾンビランドサガ』第1期放送当時から、斬新な設定や奇抜なストーリー展開でアニメファンの注目を集めた。

【映像】アニメ『ゾンビランドサガ』

劇場版では、2021年4月から放送された第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』の意味深なラストシーンから続く展開が描かれ、TVアニメシリーズでは唯一自我を取り戻していなかった山田たえが覚醒するという点が見どころとなっている。本記事では、源さくら役の本渡楓にインタビューを行い、そんな劇場版について話を伺った。

——『ゾンビランドサガ』らしくもあり非常にスペクタクルな展開が印象的でした。本渡さんの本作の第一印象はいかがでしたか?

本渡:「本当に『ゾンビランドサガ』らしい!」というのが第一印象です。『ゾンビランドサガ リベンジ』のラストシーンで宇宙船らしきものが現れて、佐賀っぽいどこかが壊滅するというシーン以降の劇場版となったわけですが、どこを切り取って膨らませて劇場版にするのか、ファンの皆さんと同じく演じる私たちもたくさん考えてきたのですが、「そこを切り取るんだ!」というちょっとした驚きはありました(笑)。

宇宙船や宇宙生命体が出てくるという展開も、「『ゾンビランドサガ』だしなんでもやるよな!」という謎の納得感のようなものがあって、そういう気持ちになれたことが嬉しかったです。

——ここまでガッツリとアクション大作になることは想定外でしたか?

本渡:アクションになるかどうか、考えてもいなかったです。どんな展開が来ても大丈夫という気持ちでやっていました。

——本作ではついにたえちゃんが覚醒するわけですが、(山田たえ役の)三石琴乃さんとの掛け合いはいかがでしたか?

本渡:たえちゃんが言葉を喋って会話できるということが、新鮮な気持ちでありつつとても不思議な気持ちでした。なるべくその新鮮な気持ちで、素直にさくらと同じように驚けたらと思って意識しながら演じていましたね。

——掛け合いのなかで“たえちゃんらしさ”というのは感じられたのでしょうか?

本渡:たえちゃんらしさは感じなかったです。(フランシュシュとして活動する前の)山田たえとしての覚醒状態だったので、意識している人格も違うのかと思います。

——たしかにその違いはありますね。

本渡:そういう意味では三石さんが演じているという共通点以外はたえちゃんにはなくて、さくらやフランシュシュのメンバーのことを突き放すシーンもあって、「なかなかしんどいなぁ」と思ったりもしました。でも間違いなくたえちゃんがそこにいたと思います。

——最後に、本作をまだ観ていない人に向けてメッセージをお願いいたします。

本渡:「読んでくださった皆さんは、必ず劇場に足を運んでいただきたいです!」と言い切れるくらい、素晴らしい作品だと胸を張って言えるものが出来上がっています。

ゾンビィとして一度死んでいる子たちが何故か蘇ってアイドルとして活動するということに、最初はすごく驚くかなと思うのですが、とてもお話が深くて、すごく生と死というものを考えさせられるところもあります。

そして劇場版では楽曲も新たに4曲が追加されて、とても泥臭くかっこいいです! 花魁から平成アイドルまでたくさんの世代が集まっているという要素も楽曲には出てきますので、気になってくださった方はぜひ劇場に足を運んで、楽しんで観てください!

劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』メインビジュアル
ABEMA TIMES

『ゾンビランドサガ』らしさが随所に発揮された劇場版は現在公開中。ぜひその目でフランシュシュの活躍を楽しんでほしい。

劇場版『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』
全国公開中
【配給】東映 エイベックス・ピクチャーズ Cygames

取材・撮影・テキスト/kato
(C)劇場版ゾンビランドサガ製作委員会

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