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パリに25年住む50代マダムのご自宅ルームツアー!おしゃれなキッチンに採用したカラーリングは?【後編】

  • 2025.11.12

パリに25年住む50代マダムのご自宅ルームツアー!おしゃれなキッチンに採用したカラーリングは?【後編】

歴史あるアパルトマンに暮らす、パリのマダムF(50代後半)。コンパクトな空間をセンスよくまとめたインテリアには、真似したくなる工夫があふれています。壁やカーテンをテーマカラーで統一し、ヴィンテージのトランクをローテーブルに——そんなおしゃれな暮らしぶりをご紹介。後編では、ダイニング、ベッドルーム、キッチン、ゲストルームと、各部屋を紹介します。

ダイニングには、最もお気に入りの絵画を

サロンに続くsale à manger サラ・ア・マンジェ(ダイニング)には、マダムが最もお気に入りの絵画が飾られています。

19世紀のフランス画家、André Devambez アンドレ・ドゥヴァンべの作品。
シンプルな空間に、重厚な額縁に収められた絵は、圧倒的な存在感を放っています。

統一したコンセプトでのインテリアが得意な日本人にとって、マダムのように、いろいろな要素を取り入れたデザインは、部屋作りの参考になると思います。

廊下の壁には、幼い頃の思い出の絵

若草色に塗られた廊下の壁に飾られているのは、フランスのイラストレーター、Jean-Jaque Sempé ジャン-ジャック・サンペの作品。

マダムの幼い頃からの趣味であるピアノと、モダンダンスの両方が描かれています。

玄関に向かう廊下には、テディベアのコーナー

寝室から玄関に向かう廊下には、可愛らしいコーナーがあります。

19世紀のヴィクトリアンナーシングチェア(授乳椅子)には、マダムが幼い頃から、お誕生日にプレゼントされたテディベアが置かれています。

両親、親友……懐かしい人々との思い出が蘇る空間です。

TVルーム兼ゲストルームは遊び心いっぱい

マダムが「ニューヨークルーム」と名付けているTVルーム兼ゲストルームです。他の部屋とは異なるモダンで遊び心のある一部屋です。

5年間の駐在生活を送ったニューヨークをイメージして、ポップなイメージに仕上げました。

ソファベッドのレッグパーツはステンレス、照明も金属製のフレーム。テレビボードは組み立て家具。
この部屋のテーマカラーはアメリカをイメージしたビビットカラー(赤、ブルー、白)で統一しました。

飾らないをモットーにしたベッドルーム

必要な物だけを持つ。不要な物は持たない、飾らないをモットーにしているマダムらしい寝室です。

カーテンとベッドのクッションはダリア、スイトピー、アジサイなどの好きなフラワーのモチーフを季節ごとに変えています。

部屋の広さが十分ではない一般的な日本の寝室も、物を置かないことを基本にすれば、広々とした快適な睡眠にふさわしい場所になることを実感しました。

キッチンは気持ちがアップするカラーをアクセントに

キッチンの木製備え付け家具は、アパルトマンに引っ越してきた当時のオリジナルです。

料理好きなマダムにとって、キッチンは気持ちがアップする場所です。

収納棚の一部は鮮やかなレッドに塗り替えました。キッチンリネンなどの小物で、アクセントを添えています。

スパイスの棚は扉をつけず取り出しやすく

地中海料理とインド料理が得意なマダムは、各種スパイスを常備しています。

スパイスの収納棚は扉を付けずオープンにして、落ち着いた木製戸棚に軽やかなアクセントを添えています。

調理カウンターとは対面の棚にも、こだわりの紅茶やハーブティーの缶を並べて、ポップな色使いとカラフルなモチーフで、キッチンで過ごす時間が楽しくなります。

行きつけの店で食材を買う、パリっ子の楽しみ

マダムの住むアパルトマンの近くには、新鮮で質の良い食材が並ぶ常設のマルシェ、カフェやレストラン、そして評判のパン屋があります。

出張で海外に行くことが多いマダムが、パリのアパルトマンに帰るとまず最初にすることは、マルシェでの買い物です。

「行きつけのお店で食材を買い、馴染みの店主たちと日常会話を楽しむと、長旅の疲れが癒されるの。野菜やフルーツでいっぱいになった買い物カートを横に置き、カフェのテラスに座って、通りを眺める時間が大好き!」

マルシェでの様子を楽しそうに話すマダムの笑顔に包まれて、私も幸せな気持ちになりました。

マダムのお気に入りは、豊富な食材が揃うBio(有機)のお店。

店内には、有機野菜や果物、チーズ、オリーブ、缶詰、各種調味料……バラエティー豊かな品々が並んでいます。

「料理が趣味だから、食材やスパイスには気を配ります。このお店に来ると、作ってみたいレシピが次々に浮かんできて楽しくなるの」

同行した私も、色とりどりの野菜やオリーブを購入して、その日の夕食は、マダムに教えてもらったオリジナルメニューが食卓に並びました。

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