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1位は堺雅人、井川遥共演のラブストーリー『平場の月』!今週公開作品のMOVIE WALKER会員“みたい映画”ランキングを発表!

  • 2025.11.12

今週末の公開作品で、映画ファンから熱い視線が向けられているのはどんな映画?2025年11月14日(金)~11月16日(日)に公開される新作から、MOVIE WALKER会員の「みたい」数(みたい映画としてユーザーが登録している数)を集計。379万人(※2025年11月現在)のMOVIE WALKER会員が「みたい!」と期待を寄せる5作品を、関連ニュースやムビチケ情報と合わせてご紹介します。今週のトップは『平場の月』。

【写真を見る】『平場の月』製作報告会見で井川遥の魅力を語った堺雅人

1位は堺雅人、井川遥が紡ぐ大人の心に響くラブストーリー『平場の月』

男女の繊細な心の機微を生き生きと描く『平場の月』 [c]2025 映画「平場の月」製作委員会
男女の繊細な心の機微を生き生きと描く『平場の月』 [c]2025 映画「平場の月」製作委員会

第32回山本周五郎賞を受賞した朝倉かすみの同名小説を、堺雅人、井川遥の共演で実写映画化した『平場の月』が1位。中学時代の初恋の相手同士が、時を経て再会し、惹かれ合う姿がとても丁寧に紡がれる。監督を『花束みたいな恋をした』(21)の土井裕泰が、脚本を『ある男』(22)や『愚か者の身分』(公開中)の向井康介が務めた。共演に中村ゆり、でんでん、吉瀬美智子、大森南朋ら。

『平場の月』で中学時代の2人(坂元愛登、一色香澄)が自転車で2人乗りをするシーンが実にエモーショナル [c]2025 映画「平場の月」製作委員会
『平場の月』で中学時代の2人(坂元愛登、一色香澄)が自転車で2人乗りをするシーンが実にエモーショナル [c]2025 映画「平場の月」製作委員会

離婚して独り身となった青砥健将(堺)は、地元に戻って印刷会社に再就職し、平穏な日々を送っていた。一方で、青砥が中学生の時に想いを寄せていた須藤葉子(井川)は、夫と死別し、パートで生計を立てていた。様々な経験を積んだ青砥と須藤は再会して意気投合し、中学生以来の時間を埋めながら惹かれ合っていく。

【写真を見る】『平場の月』製作報告会見で井川遥の魅力を語った堺雅人 取材・撮影/成田おり枝
【写真を見る】『平場の月』製作報告会見で井川遥の魅力を語った堺雅人 取材・撮影/成田おり枝

MOVIE WALKER PRESSでは、本作の製作報告会見を取材。堺が井川の新たな魅力について「お調子者な部分もあって、じっとしていられない人」と語った。

『平場の月』は11月14日(金)より公開 [c]2025 映画「平場の月」製作委員会
『平場の月』は11月14日(金)より公開 [c]2025 映画「平場の月」製作委員会

本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は、特別な絵柄と鑑賞記録がセットになった「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は11月13日(木)まで。

2位は、芳根京子と高橋海人が心と体が入れ替わった男女を熱演した『君の顔では泣けない』

2位は芳根京子と高橋海人が難役に挑んだ『君の顔では泣けない』 [c]2025「君の顔では泣けない」製作委員会
2位は芳根京子と高橋海人が難役に挑んだ『君の顔では泣けない』 [c]2025「君の顔では泣けない」製作委員会

第12回小説野性時代新人賞を受賞した君嶋彼方の同名小説を、芳根京子と高橋海人らを迎えて映画化した『君の顔では泣けない』が2位に。本作では、心と体が入れ替わったまま大人になってしまった男女が過ごす15年間の物語を描く。監督は『決戦は日曜日』(22)の坂下雄一郎で、西川愛莉、武市尚士、中沢元紀、大塚寧々らが共演。

心と体が入れ替わったまま大人になってしまった男女の15年の物語を描く『君の顔では泣けない』 [c]2025「君の顔では泣けない」製作委員会
心と体が入れ替わったまま大人になってしまった男女の15年の物語を描く『君の顔では泣けない』 [c]2025「君の顔では泣けない」製作委員会

高校1年生の坂平陸と水村まなみは、プールに一緒に落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。いつか元に戻ると信じ、そのことを周囲に隠して日常生活を送る2人は、高校卒業後、進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れなど、人生の転機を経験していく。

『君の顔では泣けない』は11月14日(金)より公開 [c]2025「君の顔では泣けない」製作委員会
『君の顔では泣けない』は11月14日(金)より公開 [c]2025「君の顔では泣けない」製作委員会

本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典も、「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は11月13日(木)まで。

3位は、舘ひろし、眞栄田郷敦、尾上眞秀共演、年齢を超えた友情を描く感動作『港のひかり』

3位は舘ひろしと眞栄田郷敦共演の人間ドラマ『港のひかり』 [c]2025「港のひかり」製作委員会
3位は舘ひろしと眞栄田郷敦共演の人間ドラマ『港のひかり』 [c]2025「港のひかり」製作委員会

『正体』(24)の藤井道人が監督と脚本を務め、名カメラマンの木村大作が全編フィルム撮影で作り上げたヒューマンストーリー『港のひかり』が3位にランクイン。能登の漁村を舞台に、元ヤクザの漁師と視力を失った少年の友情を描く。元ヤクザの漁師、三浦を舘ひろしが、目の見えない少年、幸太を尾上眞秀が、成長した幸太を眞栄田郷敦が演じる。

『港のひかり』で漁師の三浦(舘ひろし)と目の見えない少年、幸太(尾上眞秀)が友情を築き上げていく [c]2025「港のひかり」製作委員会
『港のひかり』で漁師の三浦(舘ひろし)と目の見えない少年、幸太(尾上眞秀)が友情を築き上げていく [c]2025「港のひかり」製作委員会

両親を事故で亡くし、視力を失ってしまった幸太。元ヤクザで漁師の三浦は、自身を“おじさん”と慕ってくれる幸太のためにある方法でお金を工面し、視力回復手術を受けさせ、手紙を残して自首する。目が見えようになった幸太の前に三浦はおらず、どんな顔か知らないまま大人になった彼は、「元刑事だった」というおじさんの言葉を信じて刑事になる。

『港のひかり』のジャパンプレミアがロケ地の石川県輪島市で開催 取材・撮影/成田おり枝
『港のひかり』のジャパンプレミアがロケ地の石川県輪島市で開催 取材・撮影/成田おり枝

MOVIE WALKER PRESSでは、ロケを敢行した石川県輪島市でのジャパンプレミアを取材。被災地の現状を噛み締めた舘が、地元の人々にエールを送った熱い1日に密着した。

『港のひかり』は11月14日(金)より公開 [c]2025「港のひかり」製作委員会
『港のひかり』は11月14日(金)より公開 [c]2025「港のひかり」製作委員会

本作のムビチケ前売券(オンライン)・鑑賞券購入特典は、「ムビチケデジタルカード」と「オリジナルスマホ壁紙」。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は11月13日(木)まで。

4位はブルース・スプリングスティーンの音楽と内面に迫る『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』

4位は伝説のシンガーソングライターの栄光と葛藤を描く『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』 [c]2025 20th Century Studios
4位は伝説のシンガーソングライターの栄光と葛藤を描く『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』 [c]2025 20th Century Studios

アメリカのシンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』が4位にランクイン。人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」のジェレミー・アレン・ホワイトがスプリングスティーンを演じる。監督、脚本は、『クレイジー・ハート』(09)のスコット・クーパー。

『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は11月14日(金)より公開 [c]2025 20th Century Studios
『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』は11月14日(金)より公開 [c]2025 20th Century Studios

“ザ・ボス”の愛称で知られるアメリカのシンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンは50年にわたり第一線を走り続けている。しかし、世界の頂点に立つ直前、彼は成功の重圧と自らの過去に押しつぶされそうになっていた。スプリングスティーンの若き日に迫り、父との確執や苦悩と創造の情熱を描き出していく。

5位は押井守×天野喜孝のタッグ作のファンタジーアニメ映画『天使のたまご 4Kリマスター』

5位は美しい音と映像でよみがえる押井守監督のアニメ映画『天使のたまご 4Kリマスター』 [c] 押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ
5位は美しい音と映像でよみがえる押井守監督のアニメ映画『天使のたまご 4Kリマスター』 [c] 押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ

原案、脚本、監督を『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(95)の押井守が、アートディレクターを「ファイナルファンタジー」シリーズの天野喜孝が務めた、ファンタジー映画の4Kデジタルリマスター版『天使のたまご 4Kリマスター』が5位。声優は、少女役を『紅い眼鏡』(87)の兵藤まこが、少年役を根津甚八が演じた。

アートディレクターを「ファイナルファンタジー」シリーズの天野喜孝が務めた『天使のたまご 4Kリマスター』 [c] 押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ
アートディレクターを「ファイナルファンタジー」シリーズの天野喜孝が務めた『天使のたまご 4Kリマスター』 [c] 押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ

たまごを抱える少女は、水に沈んだ都市を1人徘徊している。そんなある日、夢で見た“鳥”を捜す少年が奇怪な戦車から降り立つ。2人は廃墟のような街を巡りながら言葉を交わし、ほのかな共感を芽生えさせていく。

『天使のたまご 4Kリマスター』は11月14日(金)より公開 [c] 押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ
『天使のたまご 4Kリマスター』は11月14日(金)より公開 [c] 押井守・天野喜孝・徳間書店・徳間ジャパンコミュニケーションズ

本作のムビチケ前売券(オンライン)購入特典は、「ムビチケデジタルカード」。ムビチケ前売券(オンライン) ・ムビチケ鑑賞券を購入すると、もれなく「オリジナルスマホ壁紙」もプレゼント。ムビチケ前売券(オンライン)の販売は11月13日(木)まで。

以上、みたい映画ランキング上位5作品をお届けしました。今週は、非常に深みのあるラブストーリーや人間ドラマに、生ける伝説ともいえるアメリカのシンガーソングライターの音楽ドラマ、人気ファンタジーアニメ映画のデジタルリマスター版などがラインナップ。今週末も映画館へ行って、素敵な作品を堪能していただきたいです。

文/山崎伸子

※高橋海人の「高」は「はしご高」が正式表記

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