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【愛犬の介護】"終わりの日はいつか来る"一緒に過ごす残りの日々を大切にしたい…愛犬との日々を描いた感動作【作者に聞く】

  • 2025.11.12
愛犬の老いに直面する話 画像提供:あみだむくさん
愛犬の老いに直面する話 画像提供:あみだむくさん

X(旧Twitter) を中心に漫画を公開しているあみだむく(@higemoku)さんは、2024年2月に「愛犬の老いに直面する話」を投稿すると8.2万超えのいいねを獲得。主人公の青年が愛犬の老いに向き合う心情などがリアルに描かれている。ペットを飼っている人なら、誰もが一度は経験する出来事ではないだろうか。本作の誕生秘話や実体験などについて、あみだむくさんにインタビューした。

愛犬の老いの速さに気持ちが追いつかなかった

気持ちよさそうに寝ている15歳の愛犬 画像提供:あみだむくさん
気持ちよさそうに寝ている15歳の愛犬 画像提供:あみだむくさん
「愛犬の老いに直面する話」01 画像提供:あみだむくさん
「愛犬の老いに直面する話」01 画像提供:あみだむくさん
友達から飲みに誘われる主人公だが…!?「愛犬の老いに直面する話」02 画像提供:あみだむくさん
友達から飲みに誘われる主人公だが…!?「愛犬の老いに直面する話」02 画像提供:あみだむくさん

かつて飼っていた愛犬との日々、その毎日の中で感じたことをもとに描いたという本作「愛犬の老いに直面する話」。作者であるあみだむくさんに制作のきっかけについて訊ねると、「14歳半ば頃から急激に老いて行く愛犬を見て、いつか終わる日を意識し不安を感じたのでそれを少しでも前向きなものにしたかったのと、そのときの気持ちや犬との他愛ない出来事を覚えておくために漫画にしました」と教えてくれた。

自身の経験として「これから本格的な介護が始まるだろうと思った矢先に、もともと患っていた腎臓病が急激に悪化して愛犬は亡くなってしまったので、私はそこまで長く本格的な介護をしたわけではないのですが」という前置きをしながらも、「人間よりもさらに早く老いて行くのでたった1カ月や1週間でも別の犬のように変化してしまいます。その老いの速さを目の当たりにしていると気持ちが追いつかず、焦りが出てきて不安を感じていました」と、そのときのことを振り返るあみだむくさん。

作中では老犬の介護の大変さだけでなく、変わりゆく愛犬の姿に気持ちが追いつかず涙を流す主人公の姿が描かれている。堪えていた涙を抑えることができない、飼い主と愛犬の最後の姿をしっかりと見届けてほしい。

取材協力:あみだむく(@higemoku)

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