アメリカの“サプリメント文化×自然療法”。「腸活」の最前線を体験！

APEX医師向けセミナー・バスティア大学・クリニック見学、サプリ売り場から見えたこと

医師向けセミナーで見たアメリカの臨床現場

今回参加したのは、米国で医療機関向けの高品質サプリメントを提供するAPEX社の医師向けセミナー。ホルモンや内分泌、腸内環境についての最新研究と臨床データが紹介され、参加者はカイロプラクター、鍼灸師、医師、ナチュロパス（自然療法医）など米国のドクターでした。

血糖や炎症、ホルモンバランスと腸内フローラの関係など、臨床にすぐ役立つテーマが中心で、医療従事者がサプリメントを積極的に患者ケアに取り入れている姿が印象的でした。サプリは体質改善や腸活を支える大切な治療ツールとしての位置づけでした。

自然療法の大学と現場での取り組み

全米一の自然医療の教育機関として有名なBastyr University（バスティア大学）。ここでは、ナチュロパシー（自然療法医学）の学生が解剖学や分子栄養学、東洋医学まで幅広く学び、卒業後は臨床現場で患者さんに寄り添った統合ケアを実践しています。

TorranceのDr. Ozawaクリニック、Costa MesaのBESTカイロプラクティックなど現地のクリニックを見学させていただき、腸活やホルモンケアに積極的に取り組んでいることがわかりました。鍼灸やカイロプラクティックといった代替療法と、サプリメントや栄養療法を組み合わせることで、より自然で体にやさしい医療が提供されています。

高価格スーパーの売り場でわかる「文化の違い」

驚かされたのは、「Sprouts Farmers Market」のサプリメント売り場の広さです。店内の一角を大きく占めるコーナーには、消化酵素・プロバイオティクス、ビタミン・ミネラルだけでなく、Women’s Health、Brain Health、Liver Detox、Gut Healthといった分野ごとに細かく分けられた商品がずらっと並んでいました。

日本ではほとんど出回っていない商品が、アメリカではスーパーで気軽に手に取れるのです。こうした背景には、「自分の健康は自分で守る」というセルフケア意識の高さがあり、自然療法や腸活の文化が生活に根付いていることを実感しました。

腸活と自然療法がつなぐ未来

今回の滞在を通じて、西海岸ではサプリメント文化と自然療法が二本柱として共存し、腸活やホルモンケアを支えていることを体感しました。

セミナーで得た最新知識、大学で育つ次世代の医療者、クリニックでの統合ケア、そしてスーパーでの豊富な選択肢。これらすべてが一つにつながり、健康を多角的に支える仕組みがあります。

日本でもこうした考え方を取り入れながら、腸内環境やホルモンバランスを大切にする新しいヘルスケアの形が広がるよう、私も活動の幅を拡げていきたいと思います。

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