スーパーの『お刺身』食べるの待って！"プロ級"に仕上がる裏ワザを試してみた

スーパーのお刺身、盛りつけたときに「なんだか生臭い…」と感じたことはありませんか？時間が経つにつれて鮮度が落ちるのは避けられませんが、できることならおいしく食べたいもの。そこで今回は、「スーパーで買ったお刺身を美味しくするワザ」を3つご紹介。どれが一番効果的か検証してみました！

お刺身をボウルに入れて水道水で手早く洗い、いったんザルに上げます。

水気をキッチンペーパーでしっかり取ります。表面のぬめりや臭みを洗い流すシンプルな方法です。

①で水気を取ったあと、塩ひとつまみと日本酒小さじ1/2をまぶして軽く揉み込みます。

再びキッチンペーパーで水分をふき取ります。塩でうま味を引き出し、日本酒でまろやかにする効果があるそうです。

水500mlに塩大さじ1を溶かし、氷を5個入れた「冷塩水」を用意。

お刺身を入れて時々かき混ぜながら10分ほど漬け込みます。

キッチンペーパーで水気をふき取ります。温度を下げつつ余分な水分を抜く方法です。

今回用意したのはブリとマダイのお刺身。こちらはブリ。左から、①買ってきてそのまま、②水洗い、③水洗いのあとで塩＋酒、④冷塩水に10分漬ける

こちらはマダイ。左から、①買ってきてそのまま、②水洗い、③水洗いのあとで塩＋酒、④冷塩水に10分漬ける

臭みが強く、口の中に後味が残る印象。表面にぬめりも。

ブリの方を見るとよくわかりますが、表面が少しぬらぬらしていますね。これが臭みの正体なのかも？

生臭さはかなり軽減。ややシャキッと感は落ちますが、後味はスッキリ。

水洗いと比べて臭みの軽減度はほぼ同じ。むしろ日本酒の風味がやや残り、歯応えも損なわれてしまいました。

これが大正解！生臭さが消え、プリプリ＆シャキシャキの食感がよみがえりました。後味もさっぱりしていて、圧倒的に美味しかったです。

ということで、イチオシは④「冷塩水」に漬ける。臭みが抜け、食感もよくなり、まるで別モノのようなおいしさに！

来客が多い時期や、おもてなしの食卓にもぴったりです。スーパーのお刺身をもっと美味しく食べたい方は、ぜひ試してみてくださいね♪

写真・文／大﨑仁美、暮らしニスタ編集部 ※記事を再編集して配信しています。