1. トップ
  2. 「年長者に口答えするもんじゃないよ」お局様からイジメ!でもお局様より怖かったのは…!?【作者に訊く】

「年長者に口答えするもんじゃないよ」お局様からイジメ!でもお局様より怖かったのは…!?【作者に訊く】

  • 2025.11.11

現役はWebデザイナーの仕事をしているが、過去にさまざまな職歴を持つ作者・ぷく子(@pukukoOL)さんがつづるお仕事漫画「ぷく子OLとイッヌの日常」には、「あるある!」「あ~、いるいる、こんな人!!」と思わず頷くエピソードがズラリ。今回はそんな“あるある”漫画の中でもお局様に関するエピソードをひとつ。どこの会社にもひとりはいるのではないだろうか。役職は付いていないくせに、そこらの役職者よりなぜか強い権力を握っている“無冠の帝王”と、そういう人の周りに必ずいる“取り巻きキャラ”の話を描いたエピソード漫画『ツボネさん』である。

これは、ぷく子さんが田舎の小さな製造会社で1年ほど事務をしていたときの話だ。その会社には3人の事務員が働いており、そんな少人数ながらもお局様がちゃんと存在した。

いつもお局様の後ろに隠れているが、実は「お局様よりも怖い」!? ぷく子(@pukukoOL)
いつもお局様の後ろに隠れているが、実は「お局様よりも怖い」!? ぷく子(@pukukoOL)

お局様から指示された仕事をこなしていても「なんでその仕事やってるの!」と怒られ、説明をすると「年長者に口答えするもんじゃないよ」と言われる日々。そんなお局様の後ろには、いつも取り巻きらしき人物もいて、いつもお局様の後ろで「そうよ、そうよ!!」とガヤを入れてくるのだった。

そんな毎日だったが、お局様の定年退職を機に関係図が一気に変わる。取り残された取り巻きのオバサマはどうなったのか?ぷく子さんはその“元・取り巻き”の態度を見て、「お局様よりも怖い」と思ったという。当時のことについてぷく子さんに話を聞いてみた。

“説明”をしても“口答え”と言われる ぷく子(@pukukoOL)
“説明”をしても“口答え”と言われる ぷく子(@pukukoOL)

――いつも昼休みは小言を言われながらお昼ご飯を3人で食べていたそうですが、つらくはなかったですか?

お局様からは毎日意地悪をされていて、最後に本人から「意地悪してごめんね」と謝られたところを見ると、本人にも意地悪をしている自覚はあったと思うのですが、私にとってはこの程度はなんとも思いませんでした。この仕事の前職が接客業の仕事で、女上司からパワハラの嵐だったので、このお局様程度はかわいいもんでした。前職で免疫がついていたのでしょうね。

――その後、取り巻きのオバサマとは仲良くなりましたか?

こういう人がうまく生き延びるのかなぁとは思いましたが、仲良くなるのはご遠慮させていただきました(笑)。

最後の日に謝罪してくれたが… ぷく子(@pukukoOL)
最後の日に謝罪してくれたが… ぷく子(@pukukoOL)

ちなみに「お局様」の由来が「春日局」であることは有名な話。権力者の陰で実権を握ることが言葉の由来だが、江戸時代ではネガティブな意味合いは含んでおらず、権力を持つ女性に対しての敬意や尊称として使われていたという。現代社会において、いつからか社内の古株の女性を揶揄した批判的な意味合いで使われるように変化した言葉だ。ぷく子さんのブログ「ぷく子OLとイッヌの日常」には、このほかにもオフィスのあるあるエピソードが盛りだくさんそろっている。共感できて笑える漫画が多いのでのぞいてみて!

画像提供:ぷく子(@pukukoOL)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

元記事で読む
の記事をもっとみる