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2000〜2010年代の『スーパー戦隊シリーズ』で名作だと思う作品ランキング! 2位は『百獣戦隊ガオレンジャー』、1位は?

  • 2025.11.13

25周年記念作品の『百獣戦隊ガオレンジャー』や30周年記念作品『轟轟戦隊ボウケンジャー』を含む2000〜2010年代の『スーパー戦隊シリーズ』は、巨大ロボの合体変形が多様化。子どもがワクワクするような玩具展開も魅力でした。

All About ニュース編集部では、2025年10月31日〜11月1日の期間、全国の10〜60代の男女300人を対象に、『スーパー戦隊シリーズ』(テレビ朝日系)に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、2000〜2010年代の『スーパー戦隊シリーズ』で名作だと思う作品ランキングの結果をご紹介します。

2位:『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001)/49票

21世紀最初の戦隊として放送された『百獣戦隊ガオレンジャー』は、『スーパー戦隊シリーズ』25周年の記念すべき作品。世界的な環境汚染や自然破壊をテーマに掲げ、ライオンやトラ、狼などの猛獣をモチーフにした戦隊が、邪悪な怪物・オルグと戦います。キャッチフレーズは「命ある所、正義の雄叫びあり!」。

野性味あふれるダイナミックな戦法や「パワーアニマル」と呼ばれる多彩な動物型生命体を組み合わせ、「百獣合体」で完成する迫力満点の巨大ロボの活躍も子どもたちから絶大な人気を集めました。

回答者からは、「動物の名前にちなんだ正義の味方が親しみがあり、技も親しみや面白さがありました」(50代女性/埼玉県)、「動物を題材にした作品で、派手な演出やコミカルな描写が多い点が大きな特徴で、善悪の対比が明確で子どもにもわかりやすいので、名作だと思う」(60代女性/愛知県)、「周りの子供達からの人気が絶大だった」(30代男性/新潟県)、「色んなアニマルが出てくるから楽しかったし、合体してもかっこよかったのを覚えてます。主演の金子昇さんは印象にあったけれど、玉山鉄二さんが出ていたのにビックリした」(30代女性/栃木県)などの声がありました。

1位:『侍戦隊シンケンジャー』(2009)/76票

2009年放送の『侍戦隊シンケンジャー』は、日本の「侍」をモチーフにした和の要素たっぷり、かつ、殿と4人の家臣という主従関係が描かれた異色の作品として注目を集めました。キャッチフレーズは「文字に宿るモヂカラで、天下御免のスーパー戦隊だ!」。

着物テイストの戦隊スーツ、シンケンレッドは「火」など、それぞれ異なる漢字がデザインのマスクという和風スタイルで、漢字に宿る力「モヂカラ」を使って戦います。物語の終盤に明かされる“殿の秘密”など、衝撃的なストーリー展開は子どもだけでなく幅広い世代を魅了しました。

回答者からは、「習字を習っていたので変身のシーンが好きでした」(50代女性/大分県)、「和の美学と現代的なドラマ性が見事に融合している点です。筆と折り紙を使った変身や武具のデザインは斬新で、侍というテーマが子どもにも大人にも深く刺さりました」(40代女性/滋賀県)、「当時、学校でごっこ遊びをしたくらい好きだった」(20代女性/神奈川県)、「和風の世界観とシリアスなストーリーが魅力的でした。筆文字を使った変身や技の演出が斬新で、キャラクターの成長も丁寧に描かれていたと思います」(40代男性/北海道)などのコメントが寄せられました。
※回答者からのコメントは原文ママです

文:福島 ゆき

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