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キャサリン皇太子妃、戦没者追悼式で披露したジュエリーが持つ意味とは

  • 2025.11.11
Mark Cuthbert / Getty Images

ロイヤルファミリーの一員となって以来、欠かすことなく戦没者追悼式に出席してきたキャサリン皇太子妃は2025年も、ロンドン中心部のホワイトホールで行われる式典に出席。15回目となった今回も、戦没者の慰霊碑「セタノフ」にリースを捧げるチャールズ国王とウィリアム皇太子を見守った。

その式典に、キャサリン皇太子はかっちりしたシルエットのエレガントな黒のキャサリン・ウォーカーのコートで出席。フリルがついた高い立ち襟とレースのジャボ(ひだのついた胸飾り)、王室御用達の帽子ブランド、ロック&コー・ハッタ―ズ(Lock & Co)の帽子を合わせた。耳元には、ダイアナ元妃が結婚前から愛用していたコリングウッド(Collingwood)のダイヤモンドとパールのドロップイヤリングが輝いていた。

Samir Hussein / Getty Images

また、キャサリン皇太子妃はこれまで、「曾祖母には第1次世界大戦で亡くなったきょうだいが3人いたことから、赤いポピーのブローチを3つ付けて出席している」と伝えられていた。だが、その胸元に付けられていたのはこの日、ひとつだけだった。

そのブローチについてUK版『エル』誌は、「王立刺しゅう学校を卒業し、ロック&コー・ハッターズの帽子を手がけるイジー・エイジャーさんがデザイン・制作したもの」と説明している。

セタノフが見えるバルコニーに並ぶカミラ王妃とキャサリン皇太子妃 Mark Cuthbert / Getty Images

そのほかキャサリン皇太子妃は、第2次世界大戦中、戦闘機のパイロットとして従軍していた父方の祖父、ピーター・ミドルトン氏をたたえるものとして、空軍のブローチをつけていた。

このブローチについてジュエラーのスミスズ・ザ・ジュエラー(Smiths the Jewellers)はインスタグラムに、次のように投稿している。

「兵士たちは出征前、自分がつけていたバッジを形見として、それぞれの妻や恋人たちに贈っていました。受け取った家族や恋人たちは、兵士をサポートする気持ちと誇りを示すものとして、そのバッジを身につけました」

Jack Taylor / Getty Images

キャサリン皇太子妃はこの前日、ロイヤル・アルバート・ホールで開催された「フェスティバル・オブ・リメンブランス」に初めてジョージ王子と一緒に登場。アレッサンドラ・リッチのブラックのドレスをまとい、エリザベス女王のものだったバーレーン・パール・ドロップ・イヤリングとダイヤモンドを使用した繊細なデザインの十字架のペンダントをつけた姿を披露していた。

From TOWN&COUNTRY

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