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狭さをカバーするガーデニングアイデア「色使い」と「空間利用」の実践5例

  • 2025.11.8

狭さをカバーするガーデニングアイデア「色使い」と「空間利用」の実践5例

小さなスペースでも、のびのびと緑をを楽しんでいる人たちには共通点があります。 それは、「狭さを感じさせない」工夫。ちょっとした配置や色使いで、空間が2 倍、3倍にも広く見えるんです。話題の新刊『すきまガーデニング』から抜粋してお届けします。第4回は、小さなスペースを「目の錯覚」を利用して、隙間を広く見せるコツ。

さまざまな工夫で広く見える庭

先輩ガーデナーの実例を見ると、さまざまなヒントが見つかります。
すべてマネすることは難しくても、自分にもできることを取り入れてみるといいでしょう。

好みの雑貨を庭に置いて視線を集めることで庭を広く見せる効果が。センスアップにも役立ちます。

1.花色を抑えることで広く見せる

庭のすみを利用し、青花のフジバカマ、紫色の実をつけるコムラサキシキブなどを植えています。

花色は多く使わないことで、小さな庭でも圧迫感はありません。

ベンチとテーブルを置いて、庭に咲いた花でアレンジも楽しめます。

2.無限な広がりを見せる奇跡の階段ガーデン

もともとある階段を生かして庭を完成。

日向を好むバラはアーチに絡めて日光を確保し、日が当たりにくくなるバラの足元には日陰に強いヤマアジサイや山野草などのリーフを中心に。

階段を見上げるとき、視線を遠くに向けることで意外なほど広がりが感じられます。

3.寒色系のグラデーションの植栽が開放的!

青などの寒色には、スペースを広々と見せる効果があります。

庭も青~紫でまとめると実際よりも奥行きが生まれ、不思議なほど広く感じさせてくれます。

フェンスに絡まるのはクレマチス‘プリンス チャールズ’。
足元にはヤマアジサイが咲いています。

4.白の光を反射させる効果を利用

白は光を反射させ、空間全体を明るく広く見せる効果があります。

地面の土を白色の砂利で覆うと、それだけで庭が明るく、広々としたように思えます。

たくさんの植物を植えても窮屈感がなく、のびのび成長している印象です。

5.アーチと壁面をフル活用して狭さをカバー

ベンチとアイアン製のアーチを組み合わせ、バラ‘コレッタ’やクレマチス・モンタナを絡ませ、足元にはニシキシダ、ラミウム、ヤマスミレ、ニューサイラン、ギボウシなどを。

背丈の高い植物と足元の植物をはっきり分けることでベンチ上に空間が生まれます。

※この記事は『すきまガーデニング』主婦の友社編(主婦の友社刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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