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おしゃれ女子の新定番! アメリカで人気の“ベビーシャワー”ってどうやるの?

  • 2016.6.1
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映画や海外ドラマなどでは良く目にするベビーシャワーですが、最近では日本でも芸能人やおしゃれ女子がこぞって楽しみだしています。「自分が開催するとなったら大変そう」と思いがちですが、意外と簡単! そこでアメリカ在住ママ直伝、本場のベビーシャワーの楽しみ方をご紹介します。

●そもそもベビーシャワーとは?

シャワーとは「降り注ぐ」という意味で、ベビーシャワーには「妊婦に祝福の気持ちを降り注ぐ」という意味合いが込められています。発祥は1800年代のアメリカだと言われており、伝統的にはみんなが集合しやすい週末の午後に家族や親せき、友人が集い、もうすぐ母になる女性と生まれてくる赤ちゃんを祝い、沢山の喜びとギフトをプレゼントします。大人数の場合は、家の代わりにカフェやレストランといった場所で行う人もいるんだとか。時期は、妊婦が安定期に入る妊娠6ヶ月~妊娠9ヶ月くらいに行うのが一般的です。

 

それでは、実際にベビーシャワー当日はどのような流れになるのか、アメリカ在住ママに聞きました。

まずは準備から。赤ちゃんの性別によりテーマカラーを決めて、その色を中心にお部屋を可愛い飾りでデコレーションし、デコケーキ、もしくはカップケーキを用意しておきます。可愛いダイパーケーキなんかがあると一気に会場が華やかに。このスイーツが並ぶスペース横に、ゲストが次々とプレゼントを置いていきます。可愛くラッピングされたプレゼントたちもデコレーションの一つとして雰囲気を盛り上げてくれるんだとか。

そして主役の妊婦が登場したら、みんなで一緒に定番のゲームを2〜3つほどします。例えば、数種類のベビーフードをいくつか用意して利きベビーフードをしたり、妊婦のお腹周りのサイズ当てクイズをしたり、哺乳瓶で牛乳早飲み対決をしたりと、赤ちゃんやママにまつわるゲームです。どれもベビーシャワーでしかできないゲームなのですごく楽しそうですよね。

最後に、あらかじめ妊婦からもらっておいたWish listに沿ったプレゼントをそれぞれのゲストが渡し、一緒に開けながら自由にお喋りして盛り上がる、という流れです。

●妊婦本人の欲しいものが書かれた「Wish list」

最後のWish list( ウイッシュリスト)は、妊婦本人が出産前に欲しいものを書き記したリスト。プレゼントされる側があらかじめ欲しいものを要望するなんて、日本ではなんとなく抵抗がありそうですが、アメリカでは一般的。色々な場所に自由に買い物ができるわけではない妊婦を配慮した、とても効率的なシステムですよね。参加者は、メールで回ってきたこのリストをもとに、予算に合わせてプレゼントを購入します。

もちろん、サプライズをしたい場合には、みんながそれぞれギフトを用意する場合もあります。その際は、ベビーシャワーで妊婦が「これは誰からのプレゼントかな?」と予想しながら開けるのが楽しみのひとつでもあるんだとか。

ベビーシャワーという響きを聞くと、ものすごく準備が大変そう…と感じてしまう人もいそうですが、実はとても手軽に開けるパーティなので、機会があれば企画してみたいですよね。自分が主催しても、主催された場に行っても楽しいベビーシャワー。妊娠中の楽しみのひとつとして、日本でも今後は定着していくかもしれませんね。

(石狩ジュンコ)

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