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【バラエティ番組編】ちょっとの捻りとアシスト力できまる。

  • 2016.6.1
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【バラエティ番組編】ちょっとの捻りとアシスト力できまる。


【グラドルから保育園へ】vol. 07

芸人さんへのアシストがポイント

女の子がバラエティ番組で要求されることは、2つ。芸人さんにツッコミやすいパスを送れること。芸人さんの要求にコミカルに答えることができること。ツッコミやすいパスとは、簡単にいうと、ボケなんだけど、べつに大爆笑を狙う必要はなくて、最近でいうと若槻千夏ちゃんのテレビ復帰したときのコメントかな。

「前は、テレビに出て楽をしたいって考えてたんですけど、今度は、テレビに出ながら楽をしたいって思ったからです」と、コメントしたの。芸人さんが横にいたら、思わず、「なんやそれ!」ってツッコミたくなるような発言。コメント事態に大爆笑の要素はないけど、思わずツッコミたくなる発言ができるのは、彼女のパスが上手いから。そこから話が膨らんで芸人さんが大爆笑に繋げてくれたら成功。自分は大爆笑をとれなくても、自分のパスで相手に華を持たせられることができれば、バラエティではじゅうぶん価値ある存在になれる。

何を振られてもドッシリ、カラッとしてれば安心感になる

その場の要求にコミカルにこたえることができれば、「この子に振れば間違いない」という安心感が生まれ、それは、信頼にも繋がるの。いい例が、中村アンちゃんかな。彼女は、髪の毛を「3日洗っていない」の発言で、芸人さんにいじられながらも、カラッと笑ってたの。普通女の子なら、髪の匂いをテレビで嗅がれたくないし、微妙な発言されたら嫌な顔1つしたり傷ついちゃうとこだけど、彼女は、気にせずドッシリ。「そうですか?あはは♪ 」くらいのリアクション。

芸人さんだって、いくらいじりでも、女の子を傷つけたくないし、少しいじっただけであからさまに怪訝な顔されても、いい気はしないよね。その点、中村アンちゃんは、気さくだし、エピソードトークでも、思わず一回止めたくなるようなネタをもってきてくれるし、求めたことにも瞬時というより、カラッと、「いいですよ〜」ってコミカルに対応してくれる。これは、芸人さんからしてみれば話がふりやすいし、とにかくやりやすいよね。本人はトーク技術を磨くなんて意識はないかもしれないけど、この、気さくさ、素直さは芸人さんからも評価されていて、「キャスティングしやすいタレント」って言われるようになった。この点を踏まえて、バラエティにでる女の子は、本人の面白さよりも、ことパートナーシップが重要なんだなと思う。

あの頃の私は、それを上手く築けていただろうか? きっと出来ていなかったと思う。いつもいつも、どうしたら面白いキャラクターになるには?って、自分中心でなんでも考えていたからね。

こさか ゆか/保育園プロデューサー

リバイバルミーティング代表。チャイルドカウンセラー、家族療法カウンセラー、幼児食インストラクター、ベビーシッター資格習得。 2004年ミスマガジングランプリを獲得し芸能界デビュー。グラビアアイドルとして活躍後、2009年に引退。現在は子どもの心スペシャリストとして活動中。

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