カイア・ガーバー、母シンディ・クロフォードの元夫の息子と共演　年上男性との恋愛の「不健康さ」も語る

古典的なシンデレラストーリーが物議を醸すこともあるけれど、今も多くのファンに愛されている大ヒットラブコメ映画『プリティ・ウーマン』。その中で白馬の王子さま的キャラクターを演じているリチャード・ギアの息子、ホーマー・ギアとカイア・ガーバーが新作で共演することが明らかになった。

2人が共演するのはヒットメイカーのライアン・マーフィーが手がけるドラマ「The Shards（原題）」。80年代のロサンゼルスを舞台に10代の若者の青春を描いたエロティックスリラーだそう。

この報道を聞いて、一部の映画ファンやマスコミからは、カイアの母シンディ・クロフォードとホーマーの父であるリチャード・ギアは複雑な気持ちになっているのでは？ と指摘する声も。実はリチャードはシンディの最初の夫。1991年に結婚したが1995年に離婚。シンディはその後実業家のランディ・ガーバーと結婚し、カイアと兄のプレスリーをもうけた。一方のリチャードはシンディと別れた後に女優のキャリー・ローウェルと結婚して、ホーマーをもうけた。

カイアといえばピート・デヴィッドソンやオースティン・バトラー、そして今カレのルイス・プルマンと年上男性と付き合うことで有名。ピートとルイスは8歳、オースティンは10歳年上である。年上男性に惹かれがちなのは母シンディの影響もありそう。リチャードはシンディより17歳も年上で、当時のマスコミに年齢差を批判されることもあった。シンディは後年ギアと交際していた時期を振り返り「私はまだ22歳で、自分が何者なのか、何になりたいのかを模索している時期だった。彼はある意味、私がまだ成長過程だったのを知っていたのかもしれない」と語っていた。「22歳のときには『あなたについていく』と素直に従う気持ちだったと思う。でも次第に『ただ従うだけでは嫌だ。ときには先頭に立ちたいし、時には肩を並べて歩きたい』と思うようになった」。

一方、カイアはすでにこの心境に達しているよう。先月、あるポッドキャストで年上の男性との交際が不健康なものになりがちであることについて言及。「私は、誰かのために自分の生活や価値観を完全に変えてしまう。人生を完全に捧げることでその人に愛を示せる、と思っていた。でもそれは尊敬や信頼を築く方法ではないし、長期的にはいいことではない」と語っていた。「次第に本当の自分を付き合っている相手に見せていくでしょ？ そうすると相手は『前の君の方が好きだ』と言う」。ピートやオースティンとの破局について多くを語っていないカイアだけれど、このあたりにも破局の原因がありそう。今カレのルイスとは順調に愛を育んでいるカイア。不健康な関係を経て大人になった彼女が、ルイスとどんな展開を見せるのか続報を待ちたい。