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気にしてなかった…。「トイレ掃除」をサボると健康被害や故障につながる“4つのリスク”

  • 2025.11.7
気にしてなかった…。「トイレ掃除」をサボると健康被害や故障につながる“4つのリスク”
出典:stock.adobe.com

教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社さん

創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。

トイレ掃除をしないことで起こるトラブルとは?

トイレは、「そろそろ掃除しなきゃ」と思いつつ、面倒でつい後回しにしてしまいがちな場所です。
しかし、トイレの汚れを放置していると日常生活に支障が出たり、さまざまなトラブルにつながったりする可能性があります。
ここでは、トイレ掃除をしないことで起こりうる4つのトラブルについて解説します。

【1】汚れが落ちにくくなる

トイレ掃除をしないと尿石が徐々に蓄積し、汚れが落ちにくくなります。
尿石は、アルカリ性の性質を保つため、時間の経過と共に石のように硬化し、通常の洗浄剤やブラシでは簡単に除去できません。さらに、尿石が排水口に溜まると水の流れが悪くなり、詰まりや水漏れの原因になることもあります。

【2】悪臭の発生

トイレ掃除をしないことで、さまざまな悪臭が発生するリスクが高まります。

【尿臭】トイレ使用時、尿が床や壁に飛び散ってしみ込んだり、便器についた尿の成分が固まったりすることでアンモニア臭などの悪臭が発生します。

【カビ臭】トイレは湿度が高くなりやすい場所です。便器の裏やタンク内、換気扇などにカビが生えることでカビ臭が発生します。

【下水臭】便器の内側に汚れや異物が蓄積して排水管の詰まりが進行すると、下水からのガスが逆流しやすくなり、トイレ内に下水臭が広がります。

トイレ設備だけでなく、トイレ内で使用しているマットやスリッパに付着している汚れやカビ、便器周辺のホコリなども悪臭の原因となるので、注意が必要です。

【3】菌の繁殖

トイレ掃除を怠ると、尿や皮脂、ホコリが床や便器の周辺に付着。菌の栄養源となって繁殖しやすくなります。
菌が繁殖すると悪臭の原因となるだけでなく、アレルギーや感染症のリスクを高めます。特に免疫力の低い方、小さな子ども、高齢者は注意が必要です。

菌は便器や便座をはじめ、掃除用のトイレブラシや床、壁、手洗い水栓などにも多く存在します。

【4】トイレ設備の劣化や故障

トイレ掃除をしないと、トイレ設備の劣化や故障の原因になる可能性があります。汚れや水垢が排水管やタンクの内部に蓄積することで、設備の機能低下やトラブルを引き起こすためです。

汚れや水垢を放置すると、配管内部の腐食やサビが進行し、水の流れを妨げたり、部品の強度が低下したりして破損につながるリスクもあります。また、タンク内部のゴムフロートやパッキンなどの劣化が早まる可能性もあります。

定期的な掃除で、トイレのトラブルを防ぐ

定期的な掃除は、アレルギーや感染症にかかるリスクを減らし、トイレを問題なく使い続けるために大切です。清潔なトイレは、使う人の気持ちもスッキリさせてくれるでしょう。

次回の記事では、「トイレを清潔に保つための、適切な掃除の頻度」についてお伝えします。

鈴木杏/腸活アドバイザー

[教えてくれた人]
ライオンケミカル株式会社/

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