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結婚は支え合うということ――頑張りすぎる彼女に伝えたい想い【やさしさに焦がれる Vol.35】

  • 2026.2.20

■これまでのあらすじ

結婚を機に彼と海外に行くと母に伝えた凜は、激しい反対を受ける。かつて母のために留学を諦めた彼女にとって、その言葉は深く刺さった。伯母から「親の許可なんて関係ない」と励まされても、幼い日に母を守ると誓った記憶が凜を縛っていた。母に反対され悲しみを覚えながらも、“やっと自分を見てくれた”という複雑な感情が芽生える。歪んだ感情に苛立つ凜に、彼は「凜はいい子すぎる」と優しく告げる。伯母と同じ言葉に戸惑う凜に彼は続けて言った。「人間は本来、愚かな存在なんだよ」と。

■人は誰だって嫌なことから逃げたくなる

■ひとりで頑張らなくていい…結婚は“2人でするもの”

人は本来、嫌なことや苦しみから逃げたくなるもの。

けれど凜は、母と真っ直ぐ向き合おうとし、相手を否定しないように気を遣いながら懸命に頑張っている――その姿を、彼は「それだけですごいことだ」と優しく励まします。

ただ、その頑張りの裏で、自分の気持ちを置き去りにしてしまうこともある…。

「結婚はふたりのものだから、ひとりで抱え込まないで」そう伝える彼の言葉に、凜の胸の奥がじんわりと熱くなります。

――そんな矢先、母から一本の電話がかかってくるのでした。

(福々ちえ)

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