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ジェニファー・ローレンス、産後うつの母親を演じた最新作について率直な思いを明かす

  • 2025.11.6

リン・ラムジー監督による新作映画『Die, My Love(原題)』は、2025年5月に開催されたカンヌ国際映画祭でも大きな注目を集めた。ジェニファー・ローレンスとロバート・パティンソンの初共演も話題で、ジェニファーは作品内で、出産後に深刻な産後うつに陥った女性グレースを演じている。

2025年11月3日、CFDAファッションアワードのレッドカーペットに出席したジェニファーは、『ET』誌のインタビューに対し、本作の撮影について「自身の母親としての経験が役作りに大いに役立った」と率直な思いを明かした。

「彼女の"感覚"には心の底から共感しました。グレースが、まるで檻に入れられた動物のようにウロウロとするシーンがあるかと思いますが、出産というあまりに動物的な体験をすると、確かにそうなる気持ちも分かるのです。自分が今までに感じたことのない新しい感覚が全て呼び覚まされる。その複雑な心境に、私も間違いなく共鳴しました」。

2025年11月1日、ニューヨークプレミアに出席したジェニファー・ローレンスとロバート・パティンソン。 Kristina Bumphrey
2025年5月、カンヌ国際映画祭にて。 TYJA / Aflo

実生活では2児の母として忙しい日々を送るジェニファー。夫でギャラリーオーナーのクック・マロニーとの間に3歳の息子サイと、今春に誕生したばかりの次男ルイがいる。

「この作品でグレースを演じていて、私の心に強く刺さったことがあります。彼女には困った時に頼れるコミュニティがなく、些細な愚痴をこぼせるようなママ友もいないのです」とジェニファー。

「ママ友というのは、プライベートの私にとっても大事な存在。例えば親子で一緒に参加できる交流会や教室で出会った女性や、子どもが通う学校のママたちと立ち話をするだけでもいい。それらがとても重要な繋がりであることを再認識させられました。そして同時に、そういうサポートがないことがどれほど人に影響を与えるか、本当に実感しました」。

2025年10月、ベビーカーを押しながら、子どものハロウィンイベントへ向かうジェニファー。 TYJA / Aflo

映画『Die, My Love(原題)』は、2025年11月7日から全米公開。現在のところ日本での公開は未定だが、配信に期待したい。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com

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